#最長片道切符 #史上最長片道切符 #史上最長片道切符の旅 #jr西日本 #山陽小野田市 #宇部市 #宇部興産専用道路 #UBE #宇部伊佐専用道路
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史上最長片道切符の旅10日目では、主に山口県内を移動します。
県南西部・山陽小野田市の厚狭駅から美祢線に乗車し、長門市駅で山陰本線に乗り換えて東萩駅で下車、萩市内を観光します。
萩よりも先、島根県最西部の益田を経由して小郡(現・新山口)まで至る計画でしたが、5時間近く寝坊してしまい美祢線の列車に乗り遅れました。
時間があったため、今回は美祢線と深い関わりがある「宇部興産専用道路」(正式には宇部伊佐専用道路)を見に行った様子をご紹介します。
ところで、JRには「幹線」「地方交通線」という運賃の区分があり幹線の方が地方交通線よりも割安になっています。国鉄の各路線のうち、JRに引き継がれたものについては分割民営化時の輸送力に基づいて、幹線・地方交通線のどちらに該当するかが決定されました。
幹線に分類された路線は、県庁所在地ほどの大きな都市同士を結んでいるものや大都市の近くを走る通勤路線ばかりでした。しかし一方で、どう見てもローカル線にしか見えないような路線であるにも関わらず、幹線扱いされた路線が「美祢線」です。
美祢線の沿線は人口が少なく、1980年時点で路線北端の長門市が 50,892 人、南端の山陽小野田市が 68,312 人 で、ローカル線となっても全くおかしくない規模でした。
旅客列車の本数も少なく、急行列車こそ何本か走っていましたが、普通列車が主体の路線で、利用者もそこまで多くありませんでした。今や一日に10往復弱、1輌編成の気動車がのんびり走るのみとなっています。
しかし1990年代の終わりころまでは、美祢線には大量の貨物列車が運転されていました。路線の中ほどにある美祢駅から、宇部興産(現・UBE三菱セメント)の宇部伊佐鉱山および伊佐セメント工場へとつながる線路が延びており、石灰石やセメント関連の製品(クリンカーなど)が鉄道で運ばれていたのです。
最盛期には一日に30往復以上もの貨物列車が、山陽線を経由して宇部線の宇部岬駅近くにある宇部興産(現・UBE株式会社)関連の工場まで輸送されていました(宇部線も同じ理由から幹線扱いとなっている)。
日本でも有数の産業路線だった美祢線ですが、1970年代から貨物列車の本数は徐々に減らされていきます。コスト高や、頻発する国鉄ストライキに悩まされていた宇部興産が、美祢線に並行するように「宇部興産専用道路(宇部伊佐専用道路)」という私道を建設したのです。
宇部興産専用道路は1972年以降順次開通し、多くの貨物列車はトラック輸送に切り替えられていきました。2009年をもって宇部興産関連の貨物列車は運転を終了し、その他の貨物列車も2013年までに全て運行を終了しています。
今回、美祢線に乗る前に「宇部興産専用道路」、および貨物列車の最盛期に山陽本線を立体交差(オーバークロス)していた貨物線の跡を見に行きました。
山陽本線は、新幹線開通後もしばらくは多くの列車が走っており、そこを一日30往復もの貨物列車が平面交差で跨ごうとするとダイヤ上の大きなネックとなってしまいます。そのため厚狭~小野田の間で立体交差していたのです。
小野田駅から歩いて20分少々のところでは、近くの道路から「宇部興産専用道路」を上から眺めることができる場所があり、貨物自動車が何台も通り過ぎていきました。
私道であることを活かして、日本の行動では走ることが認められていないような車輌も使われています。44トンのトレーラーを2輌連結したダブルストレーラーに大量の石灰石が詰め込まれ、今日もセメント生産のために走り続けています。
この動画では、フリー動画サイト「DOVA Syndrome」からダウンロードした以下のBGMを利用しています。
(作曲家名は敬称略)
World Heritage 作曲:雨宮
https://dova-s.jp/bgm/play3881.html
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日本は世界有数の鉄道大国です。鉄道を愛好する人の数も世界と比べて圧倒的に多く、桜が咲き誇る時期にも、雪に閉ざされる季節にも、多くの「鉄道ファン」たちが全国に足を延ばし、各地で汽車旅を楽しみます。
そんな「鉄道ファン」の間で、究極の鉄道旅行とされているものが「最長片道切符の旅」と呼ばれるものです。
JRでは、ルートが1本の線になっていさえすれば、基本的にいくらでも経路の長い乗車券を買い求めることができます。そのルールをもとに、理論上考えられる最長の経路となるものが「最長片道切符」と呼ばれる切符です。
1枚の切符で、日本列島の北から南までいろいろなところを巡りながら旅をすることができ、毎年多くの鉄道マニアがこの切符を買って旅行をしています。
現在、最長片道切符の経路の長さはおよそ1万キロです。しかし時代をさかのぼれば、JR、そしてその前身である国鉄は今よりはるかに多くの路線を持っており、もっと長い距離を1枚の切符で乗ることができていました。最もその経路が長かったのは、1982年6月23日から同年6月30日までの間です。鹿児島県の枕崎駅から、九州、本州、四国、また本州に戻り、東北地方を北上して北海道の様似駅まで、総延長13423.7キロメートル。極東のロシア・ウラジオストクから、ユーラシア大陸の最西端、ポルトガルのロカ岬まで行けてしまう長さです。
今回私は、この「史上最長片道切符」のルートを全てたどる旅を行います。途中には廃止された路線を通る区間もあるので、すべてを鉄道でたどることはできません。そういった区間では、並行して走っているバスに乗ります。ところどころ存在する、バスすら廃止されてしまった区間では、徒歩で移動することもあります。
1982年から2022年、40年の月日がたち、「史上最長片道切符」の沿線地域の交通事情は大きく変化しました。その時代の流れを皆様にご紹介しながら旅をしていきます。
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【史上最長片道切符10-1】シン・○○線! 最長の「私道」宇部興産専用道路を見に行く
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