おととし4月の東京・池袋の暴走事故で、過失運転致死傷の罪に問われた飯塚幸三被告の裁判で、東京地裁は、禁錮5年の実刑判決を言い渡しました。
この事故はおととし4月、東京・池袋で、乗用車を運転していた飯塚幸三被告が松永真菜さんと娘の莉子ちゃんの2人をはねて死亡させ、男女9人に重軽傷を負わせたものです。
きょうの判決で東京地裁は、アクセルとブレーキを踏み間違えたことが事故の原因と認定し、「踏み間違えに気付かないまま車を加速させ続けた被告人の過失は重大だ」と指摘しました。
また飯塚被告が主張していた車の故障について、「車両に異常は認められず、故障をうかがわせる事情も一切認められない」と否定しました。
その上で「謝罪の言葉を口にしているが、自らの過失を否定する態度に終始していて、深い反省の念を有しているとはいえない」として、禁錮5年の実刑判決を言い渡しました。
裁判長は最後に、「納得できるなら遺族に責任を認め、真摯に謝って頂きたい」と飯塚被告に語りかけました。
飯塚被告は終始うつむいて判決を聞いていました。
判決について妻と娘を亡くした松永拓也さんは「判決は遺族が前を向いて生きていけるきっかけになる」と述べました。
松永拓也さん「検察の事実認定はすべて認められ、弁護側は一切受け入れられなかった。控訴する権利あるが、きょうの判決を受けてもう一度自分自身に問いかけてほしい」
#池袋暴走事故#飯塚被告#禁錮5年#松永拓也さん
飯塚被告に禁錮5年の実刑判決(2021年9月2日)
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