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サントリーが好調だ。2018年、清涼飲料ブランドで28年間トップを走ってきたコカ・コーラシステムの「ジョージア」を抜いて、サントリーの「天然水」が販売量トップに立った。サントリーを率いるのは、2014年に創業家以外で初めてトップに就任した新浪剛史。新浪は創業以来の理念“やってみなはれ”を加速させることで、次々と新商品を生み出している。さらに、サントリーが買収したアメリカのビーム社の舵取りでも辣腕を発揮。保守的だった社員たちの意識を変え、売り上げも大幅にアップさせた。国内でも海外でも成果をあげる、新浪流“やってみなはれ”改革に迫る!
◆新浪流“やってみなはれ”
ここ数年、挑戦的な商品を次々と投入して話題となっているサントリー。ペットボトルでコーヒーを飲む「クラフト・ボス」。若者向けのウイスキー「知多」。3種の和素材を使用したジャパニーズジンの「翠」。さらに、業界に先駆けて発売した「レモンサワーの素」は、コロナ禍の家飲み需要にもマッチして大人気に。緑茶の「伊右衛門」は大胆にリニューアルして売り上げがアップした。好調の背景にあるのが、新浪の経営方針にある。
新浪は三菱商事出身、アメリカのハーバード大学でMBAを取得している。その後、業績を落としていたローソンの立て直しを託され、43歳の若さで社長に就任。大胆な改革により11年連続で営業増益を果たした。そうした実績を買われて、サントリーから熱いラブコールを受けて社長に就いた新浪。最大のミッションはグローバル戦略の加速だった。当時、サントリーはアメリカのビーム社を買収したばかり。ビーム社は200年以上の歴史を持つ老舗企業で、蒸留酒の事業規模では世界3位とサントリーを上回る。社員のプライドも高く、統合は一筋縄ではいかなかった。新浪は“やってみなはれ”など企業理念をグループ全体に浸透させるため、「サントリー大学」を設立。また、「やってみなはれ大賞」を創設して、世界中の社員たちに新たな挑戦を促した。保守的だったビーム社の社員たちも徐々に変化。日本でヒットしたハイボールをアメリカでも売り始めるなどし、ジムビームの販売量は統合前の2倍以上に伸びた。100年以上の歴史をもつ巨大老舗企業を任された、新浪流“やってみなはれ”とは?
#サントリーホールディングス#新浪剛史#ビームサントリー#ハイボール#カンブリア宮殿
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サントリー社長・新浪剛史流「やってみなはれ」の神髄【2分で見るカンブリア宮殿】(2021年8月12日OA)
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