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スターバックスは日本全国で約1600店舗を展開し、競争が激しいカフェ業界の中でトップの座に君臨し、順調に売り上げを伸ばしてきた。しかし、コロナ禍の昨年4月から1200店舗を一斉休業に踏み切ると、売り上げが大きく下落。しかしその後の1年、業界2位のドトールの店舗数が横ばいの中、スターバックスは約100店を新たに出店した。なぜスタバは強いのか?今年で25周年を迎えるスターバックス コーヒー ジャパンには、アメリカ本部にはない、独自の戦略があった。
◆地元に誇りをもたらす独自戦略
風情ある街並みで愛される京都「二寧坂」。古くからの町屋が立ち並ぶ中、大正期に建てられた築100年の日本家屋が話題のスポットに。ここは、靴を脱ぎ、畳の間に座ってコーヒーを飲む、世界初の「座敷スタバ」だ。10年もの時間をかけて地域住民などの理解を得ることで、古い町屋を改修し、2017年にようやく出店した。一方、鹿児島では、登録有形文化財にも指定されている旧薩摩藩主・島津家ゆかりの建物を店舗に。目の前には桜島が望める好立地だ。スターバックス コーヒー ジャパンでは、こうした地方にある象徴的な建物を活用した店舗を「リージョナルランドマークストア」と銘打ち、全国で個性的な店を28店舗展開している。目的は店を通して地域文化を発信し、かつ地元の人達のコミュニティの場を提供することだ。
スターバックスの創業は1971年。アメリカのシアトルの小さな販売店からスタートした。そのスタバを世界80カ国、3万店の巨大カフェチェーンに成長させたのが、創業者で元CEOのハワード・シュルツだ。スタバの日本への進出は1996年、東京の銀座が始まりだった。スタバジャパン現社長の水口は日本の大学を卒業した後、傾きかけた家業の靴製造会社で働いたり、ルイヴィトン・ジャパン傘下のロエベ ジャパンのCEOを務めたりと、異色の経歴の持ち主。ある時、スタバの創業者、ハワード・シュルツの本に出会い、感銘を受ける。それは、「人を大切にする」というシュルツの理念だった。2014年、水口はスターバックス コーヒー ジャパンから打診を受けCOOに。その2年後にはCEO就任。「人を大切にする」理念を受け継ぎ、経営に当たっている。
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#スターバックスコーヒージャパン#水口貴文#スターバックス#コーヒー#カンブリア宮殿
客に幸せをもたらす スターバックスジャパンの戦略【2分で見るカンブリア宮殿】(2021年6月24日OA)
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