きょうの東京株式市場、日経平均株価の午前の終値は240円高の2万701円でした。アメリカと中国の通商摩擦に対する懸念が後退して、NY株高。その流れを受けて、東京も、ほぼ全面高の展開となっています。さて、今日取り上げますのは、オリンパスとソニーのお話。ソニーが、「保有するオリンパス株をすべて手放す」のに対し、オリンパスが「自社株買いで応える」としました。背景にはソニー株を買い進めていたアメリカの投資ファンドで、いわゆるモノ言う株主の「サード・ポイント」が、ソニーに対し、オリンパス株の売却を求めていたことがあります。こうしたニュースを受けて、2社ともに上昇。ソニーは1.5%高。特に、オリンパスは5.7%高と大きく買われました。2012年に、オリンパスの経営が傾きかけた時、ソニーがオリンパスに出資する形で、資本業務提携しました。一部はすでに売却済みでしたが、残る5%あまりのオリンパス株について、市場では、「ソニーがいつかは売ってくる、いつ、どのような形で、手放すのか」と注視されていました。それが今回、オリンパスによる自社株買いで決着したことから、安心感や評価するムードとなっています。
#兜通信
東証午前・NY株も日経平均も大幅↑【兜通信】(2019年8月30日)
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