ロシアを訪問している安倍総理大臣は、プーチン大統領と27回目となる首脳会談を行いました。
北方領土をめぐる協議が行われたものの、記者会見や合意文書はなく、終了しました。
ウラジオストクで取材に当たっている総理同行の坂本記者と中継がつながっています。
ずいぶんと成果が乏しい会談となったようですね?
はい。
私がいるのはロシアが毎年開いている国際会議「東方経済フォーラム」の会場です。
昨年、この会場でプーチン大統領から「年内に平和条約を結ぼう」という言葉が飛び出し、条約締結に向けた交渉が前進する気運が高まりましたが、あれから1年経った今回は、真逆ともいえる結果になりました。
(安倍総理)「きょうは日露平和条約の問題、あるいは二国間、また国際的な課題について意見交換を行いたい」首脳会談の冒頭、安倍総理は「平和条約について話したい」と率直にプーチン大統領に切り出したのに対し、プーチン大統領は「2ヵ月前の大阪での合意も含めて、我々の合意が継続的に実施されている」と述べるに留め、平和条約について直接的に触れる事はありませんでした。
共同会見や合意文書の発表がなかったことについて、現場での反応はどうですか?
現場では…予想通り。
意外ではなかった。
という反応です。
事前から予測されていたことではありますが、今回は、具体的な進展がほぼなかったと読み取れます。
きょう未明、色丹島でプーチン大統領が水産加工工場の式典にビデオ中継でお祝いを述べていて、ロシア側が実効支配をアピールしています。
外交筋によりますと、これに対して、安倍総理は「日本の立場を説明した」ということで、今後の前向きな進展を視野にいれつつ、強い抗議には踏み切らなかったとも言えます。
今回の会談について日本政府は「未来志向で作業を進める方針を確認した」としていて、環境の維持に腐心している現状もうかがえます。
両首脳は、11月にチリで開かれるAPEC首脳会議で28回目となる会談を行う予定です。
#安倍総理#プーチン#日露#北方領土#2島返還
27回目の首脳会談 日露交渉 会見も文書も「無し」
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