千葉県では、きのう、午後を中心にまとまった雨が降りました。
台風で屋根や壁に大きな被害を受けた家ではブルーシートを張って一時的に雨をしのいでいますが、補修には時間がかかるため、家屋への影響が懸念されます。
台風の直撃から10日経った今も、爪痕が色濃く残る千葉県。
現在も3万戸近くで停電が続き、5,000戸余りが断水しています。
さらに心配されるのが、屋根に被害を受けた家屋です。
住民:「ここが一番ひどい。天井に溜まっていた水がずっと落ちてきた」。
屋根瓦が飛ばされたこちらの家。
台風の5日ほど後になって、業者にブルーシートを張ってもらいました。
その間、雨は降らなかったものの、台風の時に溜まった雨が、毎日家の中に落ちてきました。
住民:「天井の白いのはたぶんカビ。もうじき剥がれそう」。
1階も2階も関係なく、ほとんどの部屋で天井が傷み、補修が必要な状態です。
屋根に被害が及ぶなど一部が損壊した家屋は、千葉県内でおよそ7,000棟。
応急処置で手一杯の状況が続いています。
住民「(業者は)今はブルーシートを張るのが精一杯。また土日月と雨という。ブルーシートかけても完全には防げない。あきらめている」。
なぜ、建物の補修に時間がかかっているのでしょうか?
不動産事情に詳しい専門家は・・・。
長嶋修氏「恒常的に人と資材が不足している。若い職人が圧倒的に少なくて高齢化が進んだ」。
今は一時的にブルーシートをかけて雨や風をしのいでいる状況ですが、その状態が長引けば、建物への影響も大きくなってきます。
長嶋修氏「建物は基本的には水にめっぽう弱いので、長らく放置されているとカビが入る温床になったり、もっと時間がたつと腐ってしまうとかシロアリの温床になる可能性がある」。
さらに、壁が被害を受けていれば、壁の中にある筋交いや耐震ボードが傷ついている可能性もあります。
長嶋修氏「建物の構造、ひいては耐震性みたいなところが心配」。
台風上陸から10日 懸念広がる被災住宅への影響
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