各地に甚大な被害を及ぼした台風19号の影響で、これまでに74人が亡くなり、13人の行方がわかっていません。
堤防の決壊は55の河川で79ヵ所に上り、日に日に数字が増えている状況で、被害の全容はいまだにわかっていません。
大規模な浸水や土砂崩れが発生した宮城県の丸森町では、復旧作業に追われています。
丸森町役場の前には牧田記者がいます。
牧田さん、そちらの様子を伝えてください。
牧田記者「はい、私はいま宮城県・丸森町役場のまえにいます。ここは阿武隈川の支流が氾濫したことによりおとといまで冠水していました。今朝はまだこの辺り一帯は泥が大量に溜まっていたのですが、自衛隊の方々の復旧作業などもあり役場のまわりは少しずつですがきれいになってきています。土砂崩れが起きた丸森町の山間部では引き続き行方不明者を救助するため警察などが全力で捜索にあたりました。一方、家に戻れるようになった地元の方もいますが、まだ生活の再建には程遠い状況です」。
被災者「これ卒業式だね卒業式の孫2人の、卒業証書がダメになっちゃったね今回こんなに大きな被害になってしまって本当つらいことね」。
別の被災者「畑どうなのってきてみたらどこがどこだか全然わからない状態がっかりしている、せっかく作って収穫間際の作物がこの状態」。
また、ここから少し離れたところでは、土砂や流木で道路が寸断されているところもあり、町全体の復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。
以上、中継でした。
千曲川の堤防が決壊して被害が大きかった長野市の穂保地区には、県の北部の集配をまとめるヤマト運輸の拠点があります。
山本レポート「ヤマト運輸では長野北部の荷物の拠点となるセンターが被害を受けました。預かった荷物にも被害があったということです」。
現場の担当者によると、こちらの拠点ではトラックおよそ30台が浸水。
問題なく動くのかまだ調査中だといいます。
一部預かり荷物にも被害が出ていて、個別に連絡するなどの対応を始めています。
物流の停止は近隣のリンゴ農園にも影響を及ぼしています。
こちらではおよそ半分のリンゴが水につかってしまいましたが、被害を免れたリンゴの配送もままならない状況です。
リンゴ農家にとって、これからのシーズンはお歳暮用などを出荷する「かき入れ時」ですが、例年のように販売できるかわからないと言います。
「今は注文を全部キャンセルしています。配送も止まっている状況です。ヤマトも郵便局も機能していない状況。」物流の回復に欠かせないガソリンにもダメージが。
エネオスを展開するJXTGによりますと、長野県北部をまかなう拠点にはガソリンの供給ができない状態が続いていて、各ガソリンスタンドに他の県から運び込むというイレギュラーな状況となっています。
#台風19号#災害#テレ東NEWS
死者74人 堤防決壊は79ヵ所に
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