小泉進次郎環境大臣が東京・お台場の児童館を訪れた映像です。
小泉大臣が子供たちに向けて訴えたのは強い毒を持つ「ヒアリ」についてでした。
今、政府はこのヒアリの国内定着を防げるか、瀬戸際を迎えています。
先週の金曜日…。
小泉進次郎「女王アリが、総計で50個体以上確認された。仮に日本に定着した場合には、社会的にも大きな影響が生じる恐れがあります」。
台風被害や天皇陛下の即位に伴う行事などが話題となる中、その裏で政府がヒアリへの対応を迫られていました。
菅官房長官「東京青海ふ頭において、50個体以上の女王アリが発見されるなど、これまでの事例とは次元の異なる事態の発現が確認されました」。
政府が警戒を強めるヒアリとはどんなアリなのでしょうか。
アリに詳しい専門家は…。
国立環境研究所・五箇公一室長「攻撃性が強い。お尻に強い毒針を持っていて、巣に近づくと一斉に働きアリが襲い掛かってブスブスとおしりの針で毒を差し込むという性質がある。」「人によってはそういった非常に強い症状がでてしまって呼吸困難に陥って死に至るケースがある」。
2017年に国内で初めて見つかったヒアリ。
もともと南米に生息するアリですが、海外から輸送されるコンテナに紛れこむなどしてその後も全国で確認されています。
しかし今回、50匹以上の女王アリが発見されたことで、「定着」の危険性が強く懸念されています。
加藤記者レポート「お台場の海浜公園に来ています。ここからヒアリの発見現場はおよそ2キロくらいですが、ここにもヒアリに注意を喚起するポスターが張られています。」
住民「(ここから)2キロくらい?だいぶ近いですね。やばいですね。」「犬とかねやられちゃったらね、鼻先でやられそうだもんね。なんでもにおい嗅いじゃうから。」
政府はこれまで、ヒアリを確認した場所から、半径2キロを調査対象範囲としてきましたが、今回は「次元の異なる事態」だとして、調査対象範囲を拡大しました。
その理由がこの“羽”です。
国立環境研究所・五箇公一室長「羽アリが飛び散っていったとすると、どこか都内、もしくは都内よりさらに遠いところで、うまい具合に営巣を始めていて、そのしかも少数の間は地下で活動しますから。」「最悪のリスクシナリオも想定しながら、基づいて調査を進めていくことが大事」。
環境省は近隣の住民にポスターで注意喚起に取り組むとともに情報提供を呼び掛けています。
住民「飛んでくるなら厄介だね。こっちどうしようもないもんね。アリがそんなに飛ぶなんて思わないもんね」。
今後、ヒアリは日本に「定着」してしまうのでしょうか?
国立環境研究所・五箇公一室長「一回こういうものがどんどん広がってしまうと、もう全部をおさえるということが非常に大きなお金と労力が必要となってしまうので、そうならないように、侵入初期に早期発見、早期防除するということが一番大事なポイント。」
女王50匹 ヒアリ「定着」の脅威
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