http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/environment/2013-01-11/590096113053.html
【新唐人2013年1月11日付ニュース】中国山西省の化学工場から有毒物質のアニリンが流出し、河北省邯鄲(かんたん)市の主な水源である漳河(しょうが)の上流が汚染されました。下流の邯鄲市では大規模断水に見舞われ、パニックとなった市民が水の購入、買占めに走りました。事故が発生したのは昨年12月31日でしたが、地元政府が情報を公開したのは事故から5日後でした。
1月5日午後、邯鄲市政府が受けた報告によると、邯鄲の主要水源地の一つである漳河の上流で、山西省内を流れる濁漳河(だくしょうが)に有毒物質のアニリンが流れ込みました。邯鄲市政府は、汚染されたダムからの水の供給を緊急停止し、全ての水を別のダムの地下水源地からの供給に替えました。しかし、水圧が低く、市全体の70%の地域で断水となりました。事情を知らない多数の民衆がパニックになり、水の購入・備蓄に走り、スーパーのペットボトル入り飲料水も買占められました。
邯鄲市のスーパー「美食林」 鄧小林さん
「多くの市民が水の購入を始め、買い占めの状況が現れました。我々は昨晩も連夜で水を調達し、今朝8時過ぎ頃には状況は落ち着きました」
情報によると、2012年12月31日、山西省長治(ちょうじ)市にある天脊(てんせい)石炭化学工業集团で輸送パイプの破裂が発生し、40トン近いアニリンが流出し、その内の8.7トンが濁漳河に流れ込みました。
このような重大事故は、本来なら2時間以内に報告しなければなりませんが、山西省環境保護庁が報告を受けたのは5日後でした。一方、山西省長治市新聞弁公室主任は、規定に基づいた場合、全く遅延報告ではないと主張。規定では汚染が長治市の境界を出なければ省に報告する必要はなく、地元で処理すれば良いと定められているそうです。
山西省で汚染隠蔽 下流の河北省大断水
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