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クラシック音楽の中でも「最高の芸術」と称されるオペラ。吉田裕史さんは本場イタリアで認められた数少ない日本人のオペラ指揮者です。そこには耳の肥えた聴衆を納得させる音楽性はもちろん、演者やスタッフを束ねるマネジメント力が求められると言います。吉田さんはなぜオペラに魅せられたのか? 吉田さんを決死の覚悟で戦時下のウクライナに向かわせたものとは? 魂の音楽を世界に届けるマエストロ、吉田さんとクロッシングトーク!
前編: https://youtu.be/X9CLni_0qEI (本動画)
「音楽は国境を超えて人と人を結ぶ」
後編:2026年3月23日(月)配信予定
「世界の最前線で日本人が活躍するために」
▶チャプターリスト
0:00 オープニング|番組紹介とゲスト紹介
・ゲスト・吉田裕史氏登場
01:30 マエストロと指揮者の違いとは?
・マエストロという称号について
・オペラの魅力とは
02:31 数あるなかからオペラを選んだ理由
・東敦子さんとの出会い
05:06 モデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニー音楽監督の役割とは
・オペラの中心はイタリアである
07:52 イタリアに拠点を移した時の覚悟とは
・本場”イタリア”である必要
10:25 パンデミックに見舞われたイタリアでの経験
・音楽は人間にとって必要不可欠なものである
12:08 実際に演奏された『G線上のアリア』
・演奏を聴いた観客たちの涙
14:23 ウクライナ・オデーサでのオペラを指揮
・ウクライナからの依頼、吉田さんの覚悟・決断とは
≪吉田裕史≫
北海道常呂町出生。千葉県船橋市出身。東京音楽大学指揮科および同研究科を修了後、ウィーン国立音楽大学マスターコース(ディプロマ取得)、シエナ・キジアーナ音楽院マスターコースを修了。
1999年、文化庁派遣芸術家在外研究員として渡欧。以降ヨーロッパを拠点に活動し、バイエルン国立歌劇場をはじめとする主要歌劇場で研鑽を積む。ドイツ・オーストリア圏における構造的な音楽解釈と、イタリア・オペラにおける言語、歌唱、舞台表現を統合した指揮と音楽性を確立した。
イタリアでは、トリエステ・ヴェルディ歌劇場における〈スカラの妖精〉と称される世界的バレリーナ、カルラ・フラッチとの共演を契機に注目を集め、本格的な活動を開始。2007年にはローマ歌劇場カラカラ野外劇場において、日本人指揮者として初めて同劇場にデビューし、レオンカヴァッロ《道化師》を指揮。これを機に、イタリア・オペラ界における確かな活動基盤を築いた。
2010年、マントヴァ歌劇場にて、イタリアの歌劇場史上日本人初となる音楽監督に就任。また、プッチーニ・フェスティバルにも日本人指揮者として初めて招かれるなど、同国におけるオペラ文化への貢献を重ね、これらの活動により、イタリアにおけるオペラ普及への功績が評価され、エンリコ・カルーソー国際賞を受賞。
その後、2014年にボローニャ歌劇場フィルハーモニー芸術監督に就任。さらに2015年からは、ボローニャ歌劇場の首席客演指揮者として、歌劇場本体のシーズンを支える中核的ポストを担い、主要プロダクションおよび重要公演を継続的に任される。
これまでにローマ、ボローニャ、ナポリ、ジェノヴァ、パレルモ、カリアリ、モデナ、カターニアをはじめとするイタリアおよびヨーロッパ各地の主要歌劇場で公演を指揮。また、パリ・コンセール・ラムルー管弦楽団などの主要オーケストラとも共演を重ねている。レパートリーの中心はイタリア・オペラで、ベルカント・オペラからヴェルディ《椿姫》《リゴレット》《イル・トロヴァトーレ》《アイーダ》《ドン・カルロ》、プッチーニ《ラ・ボエーム》《トスカ》《蝶々夫人》《トゥーランドット》に至るまで幅広く手がけ、歌唱、オーケストラ、舞台上のドラマを有機的に結びつける解釈に定評がある。近年は、戦時下にあるウクライナにおいても国立オデーサ歌劇場首席客演指揮者として指揮活動を継続し、芸術活動の維持と国際的文化交流の両立に取り組んできた。その一環として、市民レベルの支援を基盤とするクラウドファンディングを通じ、2025年にはオデーサ歌劇場オーケストラの日本公演を実現するなど、現代的な国際音楽プロジェクトを主導している。
同年、音楽監督を務めるモデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニーを率いて日本公演を実施。イタリア政府の公式招請により国際博覧会(EXPO)の公式プログラムとして演奏を行ったほか、奄美大島においては、同島の歴史上初となる海外オーケストラ公演を成功に導き、地域の文化史に新たな一頁を刻んだ。さらに、これら一連の国際的活動と自身の半生をまとめた自伝『魂の音楽よ、日本に届け』を刊行し、演奏活動にとどまらない文化的発信にも取り組んでいる。
これまでの活動に対し、五島記念文化賞・オペラ新人賞、エンリコ・カルーソー国際賞をはじめ、2023年にはモデナ市より音楽監督としての功績に対し「La Secchia Rapita」特別賞を授与。2024年には日本国文部科学省より文部科学大臣表彰を受け、音楽および国際文化交流への貢献が公式に評価されている。現在、モデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニー音楽監督、ウクライナ国立オデーサ歌劇場首席客演指揮者。
≪尾河 眞樹氏≫
ソニーフィナンシャルグループ(株)
執行役員(金融市場調査部担当) チーフアナリスト
ファースト・シカゴ銀行、JPモルガン・チェース銀行などの為替ディーラーを経て、ソニー財務部にて為替リスクヘッジと市場調査に従事。その後シティバンク銀行(現SMBC信託銀行)で個人金融部門の投資調査企画部長として、金融市場の調査・分析を担当。2016年8月より当社執行役員。テレビ東京「Newsモーニングサテライト」、日経CNBCなどにレギュラー出演し、金融市場の解説を行っている。主な著書に『為替ってこんなに面白い!(2024年幻冬舎新書)』、『〈最新版〉本当にわかる為替相場(2023年日本実業出版社)』などがある。ソニー銀行株式会社取締役、ウェルスナビ株式会社取締役。
≪ナレーター:戸谷 菊之介氏≫
神奈川県出身。主な出演作品として、「Unite Up(清瀬明良役)」「チェンソーマン(デンジ役)」「黙示録の四騎士(ドニー役)」「柚木さんちの四兄弟(柚木尊役)」などがある。
声優業のほかにも、個人のイベントでは弾き語りにトロンボーン、お笑いのネタなどを披露するなど多才な一面も。第18回声優アワード・新人声優賞受賞。
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【指揮者 吉田裕史の演者やスタッフを束ねるマネジメント力とは】戦時下でのウクライナでのオペラ指揮/音楽は”不要不急”ではなく”必要緊急”なものである
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