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10月22日に閉幕いたしました中国共産党大会で、習近平派が完全勝利したということですね。いわゆる共産党青年団派の政治家はトップレベルから完全に排除されてしまったと言うことになります。
それからもう一つは、胡錦涛さんが最終日にテレビに映っているところで途中退席を迫られたということ。胡錦涛というのは、共産主義青年団のトップで、出世してトップまでいった人ですから、習近平の横に座っていたんですけど、本人は出たくないという意思がはっきりしているんですけど、周りに促されてというか、強制的に退席させられたというのをみんなは見ました。これを見ても共産党青年団派が完全に排除され、習近平派が完全に勝ったということですね。これが誰の目にも判ったということだと思います。共青団派は完敗ということです。
人事の面で見ますと、今も主将なんですけど、李克強さんと汪洋さん、これも幹部の人で、この二人が中央委員にも入れなかったということです。これは幹部で207人の中央委員というのがいるんですね。中央委員が政治局員を選んで、政治局員が選んで、さらにトップ7の政治局常務委員会の7人の委員というのが選ばれる。その7人のトップが習近平ということなんですけれども、李克強と汪洋は、場合によっては共青団派としては、ぜひ7人いるトップの政治局常務委員に送り込みたかった。
特に李克強さんは首相を今もやってるわけですから、首相を辞めてもそこに残りたかったと言うんですが、何と207名の中央委員にも入れなかったということで、完全に排除された。中央委員に入れなければ、もちろん政治局員にもなれないし、それから政治局常務委員にもなれないわけですからね。
それからみんなの見ているところで、胡錦涛さんが途中退席をさせられたと。これは健康問題でと言っていますが、健康問題じゃないことは明らかですね。本人はそこに座っていたかったんですけど、排除されちゃったと。これに関してはさまざまな推測が言われております。実はこの共青団派の望むようなことを人事でやりますよという約束が事前にあった。だから胡錦涛も安心していた。しかし、ぎりぎり最後のところになって、人事の名簿を全部入れ替えて、それで一挙に習近平派が可決してしまった。というのは、事務局が全部習近平派だからですね。そして入るはずだった、李克強や汪洋まで中央委員にすら入れないということになってしまった。当然、それを胡錦涛が何らかの意味で抗議しようとしたら、それが封じ込められて退席させられた。
これはあんなところを撮られてしまうのは具合が悪いと言いますが、そこに午後の部でカメラが入ってきたところで、胡錦涛の退場劇がカメラに撮られてしまったわけです。多く流れたのは、シンガポールのメディア、テレビ局が撮った画像が流れました。初めの方から見ていると、明らかに胡錦涛は退席したくなかったわけです。しかし、胡錦涛が目の前にあった書類を開こうとしたら、開かせないよということで、隣の人間がそれを抑えようとしたということなんですね。
これがどうもおかしいんじゃないかというふうに言われています。胡錦涛の前に置かれた書類には、実は人事も共青団派が望むような、すなわち胡錦涛が望むようなことが書いてあったのではないか。他の人が持っている書類は全部名前が入れ替わっていた。要するに共青団派を排除するような名簿が入っていた。それをやって胡錦濤は騙されたんじゃないか。だからそれを見たり、持っていかれると証拠物件が残っちゃうというので、退職させられた時もその書類を胡錦濤は自分で持つことができなかった。見ることもできなかったと言うのではないかとか、いろいろ言われております。
横にいる王滬寧(実際は栗戦書)と言う人が胡錦涛が目の前にある書類を開けようとすると、押さえて見せないんです。非常に変なことですね。いろんな節はありますけれども、とにかく共青団派が排除されたということ。これは確かなところなんです。共青団派が排除されて、この7人のトップ、チャイナセブンなんていう言い方もありますが、この政治局常務委員トップの7人。これは翌日に決まるわけですけれども、形としては中央委員の中から選ぶということなんですけれども、主要委員が政治局を選んで、たしか中央委員が207人です。政治局が25人、その中から7人選ぶということなんですけれども、実際は逆で上から全部決めているわけですよね。そして、趙楽際という人がいます。この人を除いて、他の6人は全部習近平派、習近平を除くと5名です。これは習近平の完璧な子分。言うことをよく聞く人ばかりで固めた新執行部ができたということです。
胡春華という人が、胡春華の胡は胡錦涛の胡と同じ字ですけれども、この胡春華さん、59歳が今まで副首相であって、これは共青団派としては一番押している人物なんで、これを次の首相にしたかったんですが、首相になれないどころじゃなくて完全に排除されてしまったということです。
今までは70歳以上はリタイアするということですから、68歳の人はダメだけど、共産党都大会は5年に1回ですからね。67歳の人はOKだよと言っていたんですけども、胡春華さんは59歳でもっと若いんですけども、排除されちゃったよということですね。
そしてもちろん習近平は69歳だから、今までのルールだったら辞めなきゃいけないところを、2期10年でやめなきゃいけないところだったんですが、これも自分の第3期目をそれで確保したということになります。
しかし共青団派の抵抗がある程度功を奏したといいますか、一矢を報いたというところもあるんですね。それは2つの確立というのが入ると言われていたんですが、新しい党規約には入っていませんでした。これが26日に発表された新しい中国共産党の党規約。これは10月22日に決議されているものですが、これは2つの確立が入らなくて、2つの擁護というのが入ったんですね。
2つの確立というのは前も申し上げたと思うんですけども、習近平が中国共産党の核心であるということ、完全な中心人物であるということです。それから習近平の思想というものが、中国共産党の正統な指導理念であるということ。この2つを確立しなきゃいけないというのが、この新しい党規約に入るかと言われていたんですが、入らなかったんですね。
そしてこの2つ、核心としての習近平と習近平の指導理念。これを擁護しなければならないという用語になったわけですね。確立という強い言葉を使えなかったということなんです。ここら辺が一矢を報いたということなんじゃないでしょうかね。ですから、2つの確率は党規約に入れることができなかった。
しかも思想に関しては
【習近平完全勝利】敗北の共青団派が唯一抵抗できた点
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