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5番目の話題ですけども、ロシアからの石油の輸入が続いているイギリスとアメリカってことなんですよ。これは日本経済新聞が電子版なんですけど、非常にいい記事を書きまして、9月8日の日本経済新聞電子版なんですが、ロシアの石油が裏流通、イギリス発表「輸入ゼロ」実態とズレ。はっきり言うと、ロシアの石油をイギリスが輸入してますよと。そしてそれは名目上はロシアからの石油じゃないという形にして、イギリスに入ってきちゃってるんですよと。これは調査報道で調べて書いてあるんですね。
プリントアウトしたのがこの記事ですけども、ロシアからの石油輸入が6月にゼロになったとイギリス政府は言っているけど、実際は違うよと。日本経済新聞が調べたところ、ロシア発の石油はギリシャ沖で別の船に移し替えられて、いわゆるせどりをして、それからヨーロッパに流入するケースが増えてますよということ。特にその中の1隻から、英国企業が6月に石油を陸揚げしていたことがはっきり分かったと。輸送量30万バレルもあったということなんですよね。
これは黒海を出てきたタンカーがギリシャ沖で、他のタンカーにせどり、いわゆる沖合で石油を移し替えて、2隻のタンカーが日にちを置いて、それを1隻の大きなタンカーに移し替えて、それをイギリスに持ってきて、イミンガム港というところに持ってきていたということがはっきりわかった。
これは日系にしては非常にいい記事です。これが9月8日に日経電子版が報道しております。これ以外にもこういうことがいっぱいあるんじゃないのということなんですよね。
それから実は、2022年3月8日にバイデン大統領がロシアから石油精製製品、天然ガス、石炭などの輸入禁止の大統領令を出した。しかし、そのときもアメリカ政府自身が認めているところなんですが、ロシア経由かロシアの港発の石油でも、ロシア経由かあるいはロシア港発のエネルギーでも、石油天然ガスでも輸入先の国がロシア以外の国である証明があれば、その輸入を制限しないということなんですね。そうすると、これはロシア製の石油でも「カザフスタンです。」「アゼルバイジャンのものです。」「トルクメニスタンです。」みんな石油が出ますから、カザフスタン、アゼルバイジャン、トルクメニスタンのような国が輸出するものです。「たまたまロシア経由ので行ってます。ロシアの港からタンカーに乗ってますけど、これはロシアの石油ではありません。」ということが、そういう証明書があれば、ロシア産の原油がそういう偽装をしていれば、それは米国内に輸入できるという規制であったと。
要するにザル法だったってことですよね。ザル規制だったってことははっきりしているわけです。2021年を見ますとアメリカの石油と石油精製品の輸入量に占めるロシア産の比率は約8%。そんなに大きくない。でも8%を大きいと考えるか小さいと考えるかということなんですけど、輸入の石油および石油精製品の8%であると、1日で67.2万バレル。それから石油精製品を除くと、石油輸入そのものとしては、アメリカの石油輸入量の3%で1日20万バレルであると言うことなんですけれども。
ところが地域がアメリカの場合、偏っています。はっきり言うと、東海岸、ニューイングランド、東海岸のニューヨークあたりから北の方か、あるいは西海岸。西海岸といっても大きな州はカリフォルニアだけですから、カリフォルニアがということなんですよ。おかしいじゃないですかと。アメリカでは石油がいっぱい出ますよねと。天然ガスも出ますよねと。なのに、何で東海岸と西海岸はロシアの石油を買っているのですかということなんですね。
これはアメリカの国内事情がありますよということなんですけれども、これは2020年夏から秋にかけてロシア産原油を一番輸入していたのはニューヨーク州である。ニューイングランド、ニューヨーク州は東部でも一番人口多いですからね。では、ニューヨーク州は国内でだってアメリカの中西部で石油がずいぶん取れるわけですから、テキサスなんかも石油のメッカですからね。そこからカリフォルニアだとそんなに遠くないし、パイプラインを引いてくればいいじゃないかと考えますよね。アメリカではそのペンシルベニア州だってオクラホマ州だって石油が出るわけですから、それをもって来れば天然ガスでもいいじゃないかと言うんですけど。
何でかというと東部ニューヨーク州と西部カリフォルニア州はリベラルの牙城なんですよ。リベラルの牙城、左翼の牙城で、環境保護主義的な環境左翼全体主義者がいるわけですよ。「パイプラインけしからん」なんてやってるのでしょうね。天然ガスのパイプラインとか石油のパイプラインは引いてはいけないってやってるわけですね。だから来ないんですよ。アメリカの中に、いっぱい天然ガスもそして石油も取れるのに。アホですね。
でも船があるじゃないかと思いますよね。テキサスから船に乗っけて、そこから輸出もしてるわけですから、東海岸に行くのはそんなに遠くはないじゃないか。カリブ海のとこを通って、フロリダの沖を通って、東海岸へ行けばいいじゃないか。昔から慣れたアメリカでは船がいっぱい通る航路ですね。
しかし、これまた問題がありました。アメリカでは100年前にできたジョーンズ法という法律があるんですね。これは港の間で物資を輸送する際の船のサイズ、船の大きさを制限する法がありまして、あまり大型の船が行き来することを不可能にしてるんですね。というのは、恐らく私は弱小の海運業者を助けるためじゃないかと思うんですけども、小さな船でタンカーでちょこちょこ持っていても、コストがかかって儲からないっていうことはある訳です。西海岸に関してはこれはぐるっと回ってパナマ運河を経由しないとテキサスから西海岸へ行けませんよね。余計お金が掛かるし、パナマ運河は小さいですから、通れる船は限られてます。数万トンの船しか通れないってことになってますから、余計お金も時間もかかるし、儲からない。そしてパイプラインは通じてません。環境左翼がパイプラインけしからんといって環境全体主義をやってますからね。それでロシアから西海岸のカリフォルニア州の場合は、ロシアの太平洋側から積み出された石油を買ってます。それから、ニューヨーク州の場合は、ロシアのヨーロッパ寄りのところから積み出された石油を買っておりますということになっちゃってるわけですね。カリフォルニアに来る石油というのはロシアの東のシベリアのほかの来る石油なんですね。そういう状況なんです。
そして、プーチンさんからすると、今プーチンを苦しめているのは、英米によるウクライナに対する武器供与、特にアメリカだということになります。現バイデン政権、民主党政権です。民主党政権の選挙の際の金城湯池と言いますか、一番の固い岩盤の基盤というのはどこにあるか。それはニューヨーク州とカリフォルニア州です。人口も多いし。これは大統領選挙のときも初めからトランプ大統領でも、ニューヨーク州とカリフォルニア州は捨てていこうという感じなんですね。
そのカリフォルニアもニューヨークもエネルギー政策がでたらめですから、ひどいことになっているということなんですけれども、特にカリフォルニア州なんか非常に経済的に栄えていたんだけど、その電力需要を見据えてちゃんとしたエネルギー政策をとってないものですから、どんどんどんどん優良企業がカリフォルニアを離れてテキサスにどんどん移動していると。トヨタ自動車もそっちに移動してしまいましたね。そういうようなことなんですよね。
そしてこの環境バカと言いますか、ありもしない地球温暖化を恐れて二酸化炭素を出しちゃいけないということで、電気自動車に変えろ電気自動車に変えろとカリフォルニアは盛んに言っておりますけど、電気自動車に変えるんですけど、電力が足りないで充電しちゃいかんと言っておりますね。現カリフォルニア州知事はそう言っております。みんな充電するっていうのはだいたい電気自動車は夜充電するわけですよね。昼間みんな動き回りますから、昼間ビジネスアワーに動くような人たちは、夜家に帰ってその電気自動車を充電すると。ところが夜は電気が足りないってわけです。何でですかというと、これは太陽光発電に依存するところが大きいです。夜は太陽出てませんから電力が来ない。電気自動車は買えと、充電はするなというわけですね。
これを変えるにはアイデアがないことがないですね。昼夜逆転したらどうですかね。昼に出てみんな夜活動するようにすると、寝てる間に太陽光がどんどん発電してくれる時に充電するとかね。これは冗談ですけども、そのぐらいでたらめなことをやってるってことです。
【米国事情】わざわざロシアから石油輸入…パイプラインや船を使い自国で供給しない理由とは?
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