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旧統一教会と戦っていた安倍さんという話をしたいと思います。これは客観的に言って、残念ながら、安倍さんが統一教会と完全に縁が切れていなかったというのは確かです。
しかし、これは状況をよくわきまえるとかなり理解できることでもあります。別に統一教会に積極的に協力していたわけではないということはよくわかります。
これは安倍政権第一次と第二次、2013年と2018年だったかと思いますが、消費者保護法の改正というようなことで、いわゆる壺売りの霊感商法などが非常にやりにくい法律規制にしました。これは消費者側を助けるためです。例えば300万坪買わされてしまっても、後からお金を戻すというようなことがやりやすくなりました。こういった意味でいわゆる霊感商法をやりにくくしたというのは、これは安倍政権第一次、第二次の大きな実績であったと言われております。
それから、安倍さんがビデオでメッセージを送った統一教会が陰でやっている大会、実は前主催者側の代表に潘基文が入っています。国連事務総長です。この国連事務総長だから元国連事務総長ということで、各国首脳にもぜひメッセージを送ってくれということで、アメリカでもトランプさんもメッセージだけは送っていたと思います。ビデオを送ったかどうかは覚えてませんけどね。多分、文章だけの祝辞を送ったんじゃないかと思います。
それから、かつてのこの大会、これには、アメリカの共和党の大統領だったフォード元大統領とか、ブッシュシニアの方です。パパブッシュの方なんかも、確か僕は出席していたと思います。出席して短い挨拶か何かしたのではないかと思います。あるいは祝辞を送ったか、どちらかだったと思います。というようなことがあるので、元国連事務総長に言われると、これは断りにくいです。だから、世界の元首あるいは元首格だった人たちもメッセージを送っていることも事実なんです。
それから、アメリカの保守でいうと、この統一教会が、非常に我々にとっては不幸なことですし、アメリカにとっても不幸なことですが、ワシントンタイムズという新聞を持っているんです。これは、ワシントンにおける保守派の機関誌的な新聞です。元々あった新聞をお金がある統一教会が買ってしまいました。それは表面上は紙面上で統一教会の宣伝をやってるわけではありませんが、これがさまざまな保守派の人たちが好んで読む中心の新聞の一つです。
ワシントンポストは超リベラルです。それに対して、ワシントンタイムズという保守派の牙城のようなメディア新聞を、統一教会が実は押さえているということで、これはジャーナリストや政治家の中にも統一教会に一目置かざるを得ないという状況が、アメリカでもあります。アメリカでは壺売りのようなことはやってませんけれど、似たようなことはいっぱいやっています。
それから、その過程を大事にする云々と言ってますが、実は、その過程を一番破壊してきたのが統一教会です。私などが若い頃、大学生とか若い人が家出をして統一協会のところに一緒に寝泊まりして、洗脳されてしまって、一切家族と縁を切ってしまったというような人がいっぱいいました。実は若者の家出で家族破壊をして、社会問題を起こしていたのが統一教会なんです。
ところが、彼らは非常にやり方がうまく、かつて統一教会は勝共連合といって共産主義に対抗して「共産主義は人類の敵だ。断固戦わなきゃいけない。」ということを名目して日本に入ってきました。日本もそれで食い込まれてしまったことがありますが、この1989年にベルリンの壁が崩れ、東ヨーロッパの国が次々共産主義から離れていく状況を見て、1991年にはソ連邦がついに崩壊します。そこら辺を見て1990年ぐらいになってくると、勝共連合が共産主義に勝つということは文鮮明に言わなくなるんですね。
そして、何と1990年の4月には、文鮮明は当時まだあったソ連に行って、ゴルバチョフとクレムリンで会見して、ゴルバチョフは当時は書記長であり、大統領だったかと思いますが、1990年、もともと共産党の書記長だったんですが、当時はたしか肩書は大統領だったと思いますけども、ゴルバチョフ大統領とクレムリンで1990年の4月に会談して、そこでがらっと方針転換するんです。共産主義とも仲良くしてしまうということです。
そして、1991年の11月にソ連邦が崩壊しますが、12月には統一教会の教祖である文鮮明は北朝鮮を訪問して金日成と直接会談しています。この時から南北朝鮮の民族統一というのは、この統一協会の主要活動テーマになってきます。
1993年には平壌にホテルを買ったりして、その前の1991年には金剛山国際グループ、ここに人を世界から連れていくということをやって盛んに活動をします。これは、韓国の人もそこに連れて行くわけですが、1991年の4月には名古屋と平壌間の直行便まで金剛山国際グループは飛ばしている。そういう勢いで日本の在日韓国人朝鮮人を中心に連れて行こうってことだったんでしょう。
この統一教会側はパク・キョンユンという通称マダム・パクとして知られる女性を、北朝鮮側との連絡役に表に立てます。北朝鮮との縁が物すごく深いのが実は統一教会で、かつての勝共連合は全然なくなっちゃって、そこで180度方向展開しているということなんです。そういったことも我々は知っておかなきゃいけません。
ところが、これが実は安倍さんが統一教会と縁が切れない理由にもなってくるわけです。どういうことかというと、拉致問題解決のためには、この統一教会が北朝鮮と持っているコネクションも利用できるんじゃないか、あるいはしなきゃいけないんじゃないか、ということです。北朝鮮との直接の縁があるわけです。
こうやったら、そういうことを働きかけてくる人たちがいる。安倍さんは統一教会は信用できないかと言っていても、統一の持っている北朝鮮コネクションも重要なものなんじゃないかというように、安倍にアプローチしてくる人はいろいろいたわけです。
そうすると、安倍さんが統一教会との縁を完全に切らなかった理由の一つっていうのは、拉致問題を解決したい。これは安倍さんの人生のテーマです。政治家としての大きな使命感を持っていた。そのためには、統一教会も利用しなきゃいけない側面もあると。統一教会、今や親北朝鮮団体ですから、そこで完全に関係を拒否することができない。こういう側面もあったと私は思います。
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【北朝鮮】安倍首相が旧統一教会と関わりを持っていた理由
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