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内閣改造人事ですが、8月10日に発表されました。これはドメスティックな話題でもあるので、いろんな人が、永田町評論家みたいな人もいろんなことを言っていますけども、国際問題の方の関心からどう見ているかというお話をします。とにかくドメスティックなバランス、国内的なバランス、自民党、そして連立与党の公明党とのバランスは、これは非常によくとれているということでしょう。
しかし、大きな流れからいうと3つの特徴があり、反安倍です。安倍政権がやってきた路線を全く覆していきます。そしてその中身は、2番目の特徴は親中外交。そして3番目は緊縮財政。親中外交も緊縮財政も安倍のとっていた政策の全く真逆です。ですから、反安倍親中外交緊縮財政内閣ということがはっきりしました。
そして、この岸田内閣に非常に大きな影響力があるのは、国内では財務省、そして外国では中国共産党。基本的には財務省というのは親中派です。
それから、英国の守旧派がその背後にいます。特に木原官房副長官なんかが評判悪いのですが留任してしまいました。これが英国の守旧派とこの日本の財務省岸田内閣をつなぐキーパーソンです。もっとも、守旧派の方は国家解体になりつつあり、もうガタガタです。
しかし中国共産党と財務省の考え方の影響力が非常に露骨に表れた内閣です。そして特徴的に言いますと、一番はこれで5年で国防費をGDPの2にするという路線は無理になったということですね。
それから2番目には林外相、誰がどこから見ても親中派です。世界の情報筋外交筋の人は、林が親中派でマネートラップかハニートラップかチャイナにやられている人間だってことはみんな知っています。これはもう世界に日本が恥をさらしているということです。
林さんが外務大臣ですと、外国の外務大臣、外務大臣に相当するアメリカの国務長官とかが来ても本当のことを誰も話してくれません。林からみんな情報がダダ漏れになっては困るなということです。その意味でも、日本は大事な西側陣営のヨーロッパ、アメリカの方からも、さすがのバイデン政権でもこれはいかがなものかと眉をしかめているのが林外務大臣だと言われておりますので、そこら辺はブリンケン国務長官が来ても本当に腹を割って大事な情報を共有してということにはなりません。
3番目は防衛大臣に浜田靖一さんです。これは浜田幸一さんの息子さんですが、防衛大臣になりました。そして財務大臣は相変わらず鈴木さんです。これは留任です。鈴木俊一さんです。はっきり言って、二人とも無能な人です。浜田さんじゃあとても台湾海峡有事、台湾有事の時に的確な対応ができるとは思えません。この人は同時に、親の代からの親韓派、韓国にも近い人ですから、こちらでも日本の大事な情報がダダ漏れになってしまうでしょう。
そして、財務省のコントロール下でこの防衛大臣浜田さんでは弱いですから、もちろん財務省に抗えないということです。そして鈴木さんという財務大臣がいるということは、岸田総理が財務大臣を兼ねているというよりは、財務省が何でもやることを良しとして、ハンコだけは押しているのがこの鈴木財務大臣ということですから、こういう財務省のコントロール下の日本です。当然、防衛省の予算拡大には反対ということですから、5年で国防費GDP2%は無理ということになります。
そして4番目。確認しておくと、この財務省というのは基本的に親中派です。
5番目に高市早苗さんが経済安保大臣になります。これは一般的にいいことだと受けとめられております。それから、西村康稔さんは経済産業大臣でこの人も安倍派です。それから、安倍派の岡田直樹さんという人が地方創生大臣になりますが、はっきり言って経済産業大臣は強い大臣ですけれども、この経済安保大臣や地方創生大臣というのは大臣は大臣です。世の中には高市さんが大臣になったと言って喜んでいる人もいますが、経済安保大臣という非常に弱い大臣です。経済安保大臣や地方創生大臣、少子化担当の大臣や経済再生大臣などというのはいわゆる内閣府大臣と言われているもので、はっきり言って無力ですね。
なぜなら、自分が統括をする官庁がないからです。手足になって動く役所が自分の下にないわけです。これは法務大臣とか外務大臣とか防衛大臣とか環境大臣とかとは全然違います。ですから、これは大臣は大臣でも二流の大臣です。自分が統括する官庁がありません。人事にも介入権がありません。だから、そこには各省庁から寄せ集めになった人たちが部下につきますけれども、その人たちに対しても人事権はありません。
非常に力の弱い大臣です。名目上、ここに入れておいて、河野太郎をデジタル担当大臣にする、高市早苗を経済安保大臣にする内閣の中において、過去の総裁選で出てきたライバルを内閣に取り込んで、そして造反を起こさせないようにしよう。これは自民党でよくやる知恵です。ですけど、それは強い大臣にしないということが大事なんです。強くて、国民の人気が出るような大臣になるべくしないと。
だから、内閣府大臣ということにして無力な大臣だけど、内閣の中にいて造反を起こさせないようにしておく。囲い込んでおくということです。
そして、防衛大臣や法務大臣や財務大臣などは人事権があるのかというと、ありません。これは形式上あります。けれども、役人の人事というのは役人が決めます。ここに口を出すと大変なことになります。安倍さんみたいによっぽど強い権力がないと、政治家はタブーに手を出すことになりますので、役人が決めた財務省の人事は役人が全部決めています。そこの人事に口を出すと、とんでもない造反を食らって言うことを聞いてくれなくなり、大臣として赤っ恥をかきます。下の方が本当に面従腹背で、表向きは従っているふりをしてちゃんとした情報などは出さない。もうとても大臣が大臣として務まらないようなことになってしまうので、実際は官僚出身でない人が大臣になっても人事権はありません。それでも人事権はあることになっているので、いざとなれば介入することはできます。
ところが、この無任所とは言いませんけれども、内閣府大臣というのは、その人事権介入権すらないというのが実態ですね。それでは、例えば高市さんにしても何で入ったのかというと、やはりメリットもあります。これは大臣の権力というのは非常に大きなものですし、常にマスコミにカバーされますから、知名度を維持していく。毎日テレビや何かのニュースでマスコミに取り上げてもらう表舞台に立っているということを国民に示すことができる。次の総裁を狙っていくには有利です。
それから大臣ですから、政治資金も集めやすいです。内閣に入っていますから、官僚からの情報も集めやすい。内閣の中の機密情報も集めやすいということです。
そしてデメリットももちろんあります。これは岸田総理の方から言えばメリットですが、これは囲い込まれてしまいます。自由に動けません。自分のカラーを出せません。これは岸田さんと本当に意見が違いますよと言ったら、内閣不一致になりますから、大臣をやめなければいけなません。岸田さんとしては、首を切らなきゃいけないということになります。
それから大臣は忙しいですから、次に向けて勉強をするということができません。それから当然、その高市さんでいえば、今後総裁を狙うためには、安倍派を割って高市派をつくらなければいけません。そのような派閥の動きとかはなかなか自由にできないということがあると思います。
自民党総裁に3年ですから、丸2年はありますから、しばらくはうまくいってもやがて造反することになるのかもしれません。
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