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00:00 OP
01:53 「私」というのは
04:10 なぜ子ども時代が大事か
12:33 どんな子どもだったんですか?
15:43 ただ語り直すだけでなく
20:24 本日の宿題
本日は「子ども時代を深堀る」というテーマでお話しします。
自分とは何か、自分はこういう人間だからこう行動した方がいいな、こういう人間だからこれは避けた方がいいなと己を知り、ということです。
彼を知り己を知れば百戦殆からず、という風に、人生を生きる上で、精神疾患の治療をしていく上で、何でもいいんですが、自分のことを知らないと対策の立てようがないということです。
自分はこうありたい、こういう人間だったらいいのにな、じゃないんです。
理想や目標じゃなくて、今の自分はどういう人間なのか、過去の自分はどういう人間だったのか、それを強い、弱いを含めて理解して、目標設定を避けて、昨日の自分より今日の自分がちょっと強ければいいなみたいな感じで生きていくというのが、人生はそういうものなんですけど、そもそも。
でもなかなか自分の弱点は見たくないですよね。
本当そうだと思います。
僕も自分の弱いところ、ダメなところは見たくないですもん。
否定しちゃうし。
散々言われてるからね、益田はコミュニケーション下手で冷たく見られがちだ、無骨だ、コミュニケーションが苦手だ、ズレてるズレてるとよく言われてるけど、やはり自分の中でなかなか受け入れ難かったり、認めてなかったりすることもあるんですけど、まぁ認めた方がいいですね、当たり前ですけど。
そういうことがあります。
そういうのは子どもの時からそうなんですよ。
これは面白いですよね。
■「私」というのは
人間というのは、私というのは、脳みそ、親からもらった遺伝子、父親から半分、母親から半分遺伝子をもらってますけど、その遺伝子という設計図をもとに作られているんですね、脳みそは。
生まれた時に完成してるわけじゃなくて、成長によって大きく変わってきます、脳自体は。
でも設計図通りできるんです。
もちろん生まれてからの影響も受けるんです。
記憶ですね。
どんな学習をしてきたのか、情報が入ってきてるのか、そういうことによって、私はこのハードウェア(遺伝子)とソフトウェア(記憶)の影響を両方受けるわけです。
ハードの問題というのはややこしいんですけど、ソフトの影響も受けるんですね、一応。
身長、体重というのは生まれつき決まっているんだけど、だいたい決まってるんですけど、でもやはりバレー部でジャンプをしていると、ジャンプを多くやってたりすると、エピジェネリックな変化があってバレーをしなかったよりもバレーをしてる時の方が身長が高くなるんです、恐らく。
そういうちょっとした変化はあります。
生まれ育った環境によって多少設計図自体がちょっと変化して、最終的な形に変わるんですけど、まあでも概ね生まれつき決まってるんです。
記憶ですね。
記憶というのも自分が意図して入れたい情報だけじゃなくて、それよりも親からの影響、学校教育、日本社会、そこから入ってくる刺激の方が大きくて、自分で選べそうで選べないんです、この内部のデータは。
ここに入ってくるデータやソフトウェアは。
でもそういうものなんですね、私というのは。
年をとってくると自由意志も増えてきて、さも私というものをコントロールできるようなもののように錯覚するんですけど、そういうわけじゃないよということです。
■なぜ子ども時代が大事か
特に、なぜ子ども時代が大事かというと、深掘ることが大事かというと、子ども時代こそ遺伝子的な影響による脳のありのままの姿、親からの教え、親の影響や初期の記憶の影響を受けやすいんです。
だからその人らしいんです。
原型が出来上がる。
加工されてない原型が見やすいので、子ども時代を深堀ると自分とはどんな人間かというのがわかるんです。
三つ子の魂百まで、と言いますけど、子どものときの影響がすごくわかります。
僕は子どもの時転勤族だったので、ちょっとよくわかりにくいんです。
転勤族だったので、人間関係がぶつ切りになったり、環境変化が大きすぎて、これが自分だという一貫したキャラクターがあまりなかったんです。
でもそうは言っても何となく共通してるところがあって。
何かありますね。
僕は友達付き合いが苦手だったし、コミュニケーションが苦手だったり、変なことを言っていじめられたり、嫌われたり、学校の先生から目をつけられたりもあるし、時々めちゃくちゃファンの人がいてすごく気に入ってくれたり、可愛がってもらったりする感じでした。
好きなことは、漫画を読んだり一人で考え事するのが好きで、漫画を読んだり一人で何かする、RPGつくーるでゲームを作る、ブロックですね、ひたすらずっとブロックをしてて、誰かと会話する、親と遊んでもらう、友達と遊ぶよりも、それが好きだったので一人でやらせてくれみたいな。
ブロックは朝から晩まで6時間とか7時間くらい平気でやってしまうような子どもだったのね。
だから今と似てるのよね。
今もYouTube一人で喋ってるじゃないですか。
一人でああでもない、こうでもないと考えて、こういうのを作るのが好きなんですけど、昔からそんな感じです。
優等生じゃなくて、ずっと好き勝手やってる感じです。
これを勉強しろと言われたことやったりはしないですね。
本当に子ども時代と似てますね。
思春期に入ってくると、他人と比較する、OEや衝動性が上がる、性ホルモンの影響も受けたりして困るんですけど、でもまあそんな感じです。
中年になってくるとより子ども時代の自分に戻る感じがすごくあります。
見栄もだんだん減ってきた。
子ども時代から評価されるのが好きな人は大人になっても見栄とか好きだし、競う、友達とスポーツするのが好きな人は大人になってからもスポーツに準ずるようなことが好きだし、一人遊びが好きな子は一人遊びが好きな大人になってきますね、本当に。
まあそんな感じですね。
子ども時代というのは、その人が持っている、生まれ持った運命というか形に似てます。
初期の情報というのは影響力が大きいんです。
初めて見た生物を親だと思うように、記憶は初めての情報を重視するんです。
こういうのを「新雪の丘」と言ったりするんですけど。
新雪の丘とは何かというと、初めて何もないところにソリが通るんです。
そうしたら2人目は同じソリの後を追うことが多いんですよ。
それが道になっていくというか、溝ができてくるんですけど。
そうすると新しいところを漕ぐよりも溝に沿ってソリは行きやすいんです。
それと同じで、記憶というのは、初期に入った記憶に対して2回目に入ってくる記憶は初期の記憶と比べて離れているのか近いのか、修正するように記憶は上書きされていくんです。
全く新しい情報が並列的に入ってくるのではなくて、必ず今までの情報に対して、今回入ってきた情報はどう違うのかという形で影響を受けるので、重視されるのは初期の情報なんです。
だから、初期の情報、子ども時代の学習や環境はすごく大事だったりします。
基本的には子ども時代のことをしっかり聞けばわかるんです。
その人がどういうDNAを持っていて、そもそも脳の形、この人の体質はどうなのか、影響を受けている情報というのはどういうものか、どういう情報のシャワーを初期に浴びているのかがわかると、その人らしさがわかってくるんですけど、精神科の場合はそこにもう一手間関わってくるんです。
トラウマ、愛着の問題というのが関わってくる。
トラウマですね。
色々な事件があったりすると、記憶がガツンと変わるんです。
干渉を受けちゃう。
ネガティブな情報というのは記憶に残りやすいので、影響を与え過ぎちゃうんです、トラウマなど。
あとは愛着の問題、親の親子関係が破綻してたり、虐待など色々あったりすると、 ちゃうんです。
僕もそうで、転校で変化があるのは一瞬なんです。
一瞬なんだけれども、その一瞬が2年ごとにあったので、数回あるんですけど、ガツンと食らうんです。
ガツンと食らって、別にそれで不健康だとかではないんですけど、今も。
でも何か影響を受けてるというのはあるなと思います。
これは宮台真司さんも言ってましたけど、何か影響があるんでしょうね。
自分も臨床してても思います。
転校生はちょっと影響を受けたりしてます。
愛着形成です。
すごく不安に襲われたりするので、その時の不安感や恐怖感というのは大人になっても残っていくというのはあります。
でも別にこれが悪いわけでもないんです。
★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)
子ども時代を深堀る〜じゃあ今どうしたらいいのか?
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