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00:00 OP
00:51 発達障害とは
09:26 なぜ「大人の発達障害」?
12:34 女性の発達障害
15:29 治療
本日は「大人の発達障害」について解説します。
発達障害、もうかなり有名な言葉になりました。
10年前とは全然違うなという感じがします。
だいぶメジャーで発達障害を診られませんというクリニックなんてもう最近聞かないです。
ほんとそう思います。
ただ発達障害を説明してくださいと言われると、う~んと悩んじゃう人が多いと思うんです。
聞いたことはあるけど、ぼんやりとは知っているけど正確には知らない人が多いと思うので、発達障害を改めて解説します。
■発達障害とは
人間の心というのは脳が生み出している現象です。
脳というのは、優秀な脳と弱い脳、優秀じゃない脳があります。
それは優秀な肝臓もあれば、優秀じゃない肝臓もあるのと一緒です。
強い心臓もあれば、弱い心臓もあるし、色々あるわけですよ、人間の中にも個体差というのは。
ある種の能力の中に知性と呼ばれるものがあるんです。
知的能力と呼ばれるもの。
脳の持つ機能の中に知的機能というのがあるんですけど、その知性を大きく2つに分けるんです。
いわゆるIQ的なもの、数字で表せる知的能力の話です。
IQ的なもの、こういうのを認知能力と言ったりします。
もう1個有名なのはEQと呼ばれるものです。
精神科だとパーソナリティ・ファンクション、人格機能とか言ったりするんですけど、これは非認知能力と言って、優しい、誠実、我慢強い、他の人を裏切らない、嘘をつかない、そういう数字に表しにくい心の強さみたいなものを、パーソナリティ機能や人格機能、パーソナリティファンクションと呼ぶんですけど、主にこの2つに分けます。
発達障害というのは主にIQ的なものの問題です。
IQのすごく高い人もいれば低い人もいますよね。
それだけじゃなくて、凸凹の人もいるわけです。
これはできるけど、これはできないみたいな人たちがいて、そういうものを発達障害と呼ぶことが多いです。
発達障害として括っていることが多いんです。
知的能力の凸凹を発達障害と言ったりもするし、部分的な知的障害のようであるということを言われたりするということになります。
発達障害というのは、ASD、ADHD、LD、大きく分けるとこの3つなんですよ。
ASDというのはどういう障害かというと、変化が苦手なんです。
変化させて何かを考える、心を変化させて何かに取り組むというのがすごく苦手なんです。
例えば相手の気持ちや相手の立場に立って考えるのが苦手なんです。
自分と似たような人、あまり変化をせずに、自分があまり変化しなければわかるんです。
自分と似た境遇、立場の人、意見が一緒の人の気持ちはよくわかるんです。
だけど、ちょっと違う人、自分が変化しなければわからないような人、自分の意見と全然違う人、とにかく立場を変えてみる、そうなった時に相手のことがわかるかというと、これがなかなか理解が苦手なんです。
あくまで自分の延長線上の何かを理解しやすいんですけど、何かポンと離れ小島のような感情や感覚、経験を理解することがすごく苦手だったりします。
普通の人も苦手なんですけど、でも極端に苦手という感じです。
あとは変化がよく起きるものとして、コミュニケーションというものがあるじゃないですか。
会話は速いし、色々変わるし、嘘をつくし、時には騙し合いの要素もあるわけで、このコミュニケーションは変化が速いので、これもついていけずに苦手だったり。
あとはこだわりが強かったりします。
同じ行動を好んだり、同じものを集めたりするし。
あと感覚過敏ですね。
一つの感覚が気になって仕方がない、そこから別の場所に注意を向けにくいというのもあるんです。
わかりやすく言うとこの変化ということになります。
ADHDは何かというと、今度は一つのものに集中することが苦手なんです。
例えば、不注意で忘れ物が多い、うっかりミスが多い、ぶつかってしまう、そういうのがあるし。
衝動的なんです。
集中しにくいので、パッと飛びついちゃうんです。
ショート動画みたいな感じです。
集中して見ていない、でもだらだら見てしまって、衝動的にまた変えちゃうみたいな。
そういう性格なので、欲しかったらパパッと買ってしまう、怒りたかったらパッと怒ってしまう、泣きたくなるとすぐ泣いちゃうみたいな、そういう感じがあります。
あと多動です。
すぐ動いちゃういうのがあります。
大人になるとこの多動は目立たなくなりますけど、子どもの時は動かしたくて遊びたくて身体を動かしてるという感じです。
LDというのは学習障害、読み書きだけできないよ、数学だけできないよ、そういうものになったりします。
あとは運動が苦手、協調運動性障害等色々あったりしますけど、そういうものです。
ASDとADHDは合併してることも多いんです。
どっちなのではなくて、合併してることが多いです。
同じことを好むのにミスが多い、集中すべきところで集中できない、コミュニケーションは苦手だけどすぐ感情的に怒ってしまうなど、かぶっていることが多いです。
ASDの診断基準を満たさないけれども、そのグレーゾーンで、ADHDの診断基準を満たすと、その場合ADHDだけなんだけど、実は診断基準を満たさないASD傾向があったり、逆もあったりとかするし、どっちもグレーゾーンみたいなこともあったりします。
凸凹のこの幅というのも、ある意味スペクトラムなんです。
スペクトラムとは何かというと、身長が高い人と低い人がいるみたいな感じで、急に高い人がいて、急に低い人が現れるわけじゃないじゃないですか。
真ん中ぐらいの身長が一番多くて、だんだん背が高い人が少なくなっていく。
逆に低い人も少なくなってくる。
それと一緒で凸凹の幅、このデコボコ具合もすごく大きい人は少なくて、こういうスペクトラムみたいなものがあったりします。
こういう凸凹がない人は、少ない人というのは多いよと、こういうこういう感じです。これぐらいの凸凹、中ぐらいの凸凹は半分ぐらいの人数みたいな、そういう感じです。
これをスペクトラムと言ったりします。
発達障害というのは合併症が多いんです。
例えばIQ的なものがあると相手の立場に立てないから、EQが伸びにくいんです。
だからパーソナリティ症みたいなことになったり、悲観的に考えちゃうようになったり、逆に攻撃的になってしまうということがあったりします。
そういう環境、そういうことがあると、トラブルに巻き込まれて、やはりトラウマを持つことが多いです。
発達障害の人は記憶力が良かったりして忘れられないんです。
もしくは記憶を変化させて抽象的な概念にすることによって具体的な記憶を忘れる、そういう作業が苦手でトラウマをずっと抱えちゃうことが多いです。
トラウマを抱えているから、また勉強などがしにくくて、学習や成長機会を失ってしまうみたいな悪循環を生んだりとかするし、この悪循環のせいでうつや他の病気になりやすかったりもします。
とにかく発達障害が基礎にあると病気になりやすいということがあります。
また、発達障害の親は発達障害であるか発達障害グレーゾーンであることが多いし、子どもも然りです。
発達障害の子どもが生まれやすかったりもします。
運動神経がいい人の親も運動神経がいいみたいなのと似てます。
そうすると家族問題が絡んできたり、親がネグレクトっぽかったり、逆に過干渉だったり、教育虐待みたいなものがあって、親子問題からくるトラウマみたいなものもあったりして、単純に発達障害といっても、色々な合併症があったり、色々な病気がくっついてくるということがよくあるよということです。
■なぜ「大人の発達障害」?
じゃあなぜ大人の発達障害なのかということですけど、単純に言うと、子どもの時は見逃されてるんです。
人間の成長や発達というのは一様に風船が大きくなるように、あらゆる知的能力が伸びていくわけじゃなくて、あれはできるようになったな、でもこっちはできてないな、遅いなと言ったら、こっちが伸びてきて、凸凹で伸びていくんですね、階段状に。
★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)
大人の発達障害を改めて解説します
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