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00:00 OP
01:17 臨床スタイル
07:55 患者さんごとの能力や生きやすさ
09:41 どういう学習、カウンセリングをするのか
16:40 本日の宿題
本日は「精神科医の選び方」というテーマでお話ししようと思います。
どんな精神科医を選べばいいのか、精神科医はどうやって選べばいいの?っていう話を特別にお話ししたいなと思います。
どんな精神科医を選べばいいのか、どんな心理士さんを選べばいいのか。
よく言われるのは「相性が大事だよ」と言われますね。
相性とは何かというと、性格や価値観が似ているということになります。
じゃあどういう性格なのか、どんな価値観なのかはどうやったら分かるのかですよね。
いくつか方法があるんですけども、臨床スタイルから性格や価値観は類推することができるんですよ。
逆に臨床スタイルに応じて性格は寄せられていくんだよね。
だから今回は、精神科の臨床スタイルを話しつつ、どういう違いがあるのか、そしてどうやって選べばいいのかの話をしようかなと思います。
■臨床スタイル
まず臨床スタイルを考えると、どんな地域でどんな患者さんをメインで診ているんですかというのが臨床スタイルに出てきますよね。
例えば都市部、駅近で依存症を診ていますとか、駅近でサラリーマンを中心に診ていますとか。
僕みたいに駅近でとか、都内でYouTubeで集客をしながらトラウマの人とか発達の人を多く診てますよ、とかね。いろんなパターンがあると思いますね。
どんな地域でどんな患者さんを診ているのかは結構違うんですよ。
郊外で、住宅地で女性や主婦の方をよく診ていますよとか、結構違う。
それを類推すると、自分に合ったスタイルのドクターを探すことができるかなと思います。
正しい診断ができるのか、薬物療法ですね。
正しい薬物を選択できるかというところなんですけど、この差はね。どんどんなくなってきているなと思います。
10年前、20年前は診断がめちゃくちゃで、多剤大量療法みたいなね。
薬も抗うつ薬も3種類、抗精神病薬も3種類みたいなめちゃくちゃな処方とかあったんですけど、最近はあんまりないですね。
強いて言えば、発達障害とかパーソナリティ症の解釈の範囲が広いとか、そういう差はあるんですけど。
でもそれも微々たる差という気が個人的にはしています。
発達障害傾向を狭く捉えているから、発達障害の特性や本人の生きづらさを無視してるわけでもないし、広く捉えているから、この人は発達障害だからダメだとかそういう風に考えているわけでもなかったりするので。
ここら辺は表面的には結構違うように見えますけど、あんまり変わんないだろうなと思います。
あとはですね。どういう言葉でどんな説明をしてるかが、治療の臨床スタイルによって結構違うかなという気がします。
あと、治療のゴールがどうなのかですよね。
患者さんごとに治療のゴールは違うわけですよ。今まで働いていた人が休職になった場合は、復職を目指すし、今まで働いたことがない引きこもりの人たちがどういうところをゴールにしていくのかというと、人それぞれ違いますよね。
せめて家事ができるぐらいにしましょうとかね。せめて一人暮らしができるまでは自立したいなとか。働けるようになりたいなとか、アルバイトくらい週1か週2できたらいいなとか。それぞれ違うんですよね。
この2年でどこまでを目標にするかは結構違うので、それによってやり方を変えたりするのはあります。
どういう言葉でどんな説明をするかというと、なんだかんだ言って患者さんごとで変えるしかない。
患者さんごとでカスタマイズしていくので、結構難しいですよね。
医者ごとに説明の仕方が変わるかっていうと、やり慣れてるやり方で説明することが多いですけど、患者さんに合わせて患者さんにわかる言葉で説明をすることが結構多いのかなとは思います。
ここら辺を考えながら臨床スタイルが出来上がってくるし、多く診てる患者さんの方が得意ですよね。
同じような患者さんを多く診てる方がそのやり方は結構得意だったりしますよね。
僕も依存症とか摂食障害の人は診てますけど、そんなに多く診てない。1日1件も診てないんですよね。
週に1件、2件、3件とかそういう感じなんでそこが得意じゃないし。
でもそれをよく診てる先生は得意だったりするしね。まあいろいろあります。
あとはどんなところでやっているのかも臨床のスタイルかなと思いますね。
個人で僕みたいにやっているところなのか、複数のドクターでやっている開業医なのか、単科精神病院で入院がしやすいところにあるのか、総合病院とかリエゾンとか大学なのか。
1日何人診ているのか、週何回外来をやっているのか、入院業務をどれくらいやっているのか。
何年連続でそこで働く予定なのかによっても、臨床のスタイルの差は出てくるなと思います。
だから考えてみても結構違うのよね。
同じ開業医の先生でも複数のドクターと連携してやってる先生もいるし、僕みたいに個人でやりながら心理士さんがちょっといるとか。あと自助会とかもやって。
基本的に個人でこじんまりやっているところもあるし、結構違うんだよね、同じ開業医と言っても。
医局人事で回っていて、研究中心で2、3年ごととか5年ごとに異動する先生もいるし。
だからどれが正解とかではなくて、いろんなスタイルがあるんですよね。
医療全体で考えると、全員が開業医であってはいけないし、全員が大学病院の先生でも回らなくなるし、いろんなやり方、いろんな形があって、それに合わせたところがいいですよね。
だから、同じ先生に長く診てもらいたいのであれば、個人の開業医が良かったりするし、先生が風邪ひいたりしたときに他の先生に薬を出してもらえた方がいいと言うんだったら何でもあるところがいい。
調子が悪くなったりすると入院が必要なことが多いので、精神科病院が良かったりもするし、やっぱりその地域では特殊な治療だからとか、合併症が多いからということだと総合病院、大学病院が良かったりする。まあいろいろあるなと思いますね。
どんなところがベストなのか、その病院はどんな患者さんがよく集まっているのかによっても結構違うと言うことでしょうか。
■患者さんごとの能力や生きやすさ
患者さんごとの能力とか生きやすさは、治療のゴールを考える上で考えなきゃいけないですよね。
結局どれくらい生きやすくなるのか、能力が伸びるのか、問題解決力が上がるのかというと、生まれと育ちの両方の要素で能力って変わるんですよ。だから遺伝子的な要素と環境や育ちの要素ですね。
遺伝子的な要素というのは体質的なところなので、薬でちょっと補うようなイメージですよね。
発達障害とかわかりやすいですよね。コンサータを使うとかね。
あとは不安症の人たちだと体質的なところもあるから、不安を感じやすい人だからSSRIを入れてあげるとかね。イメージがつきやすい。
あとは、虐待とかトラウマがあると、環境や育ちだったりするし、宗教2世とかわかりやすくて特殊な記憶、特殊な教えを受けているので、その記憶を上書きしていくというか、新しい知識を入れていく人間とはこういうものだという学習をしなおす必要があるので、こっちが大きかったりするよという感じですね。
でも、結局どれくらい自力で生きていけるのかは人によって差があるので、自力と他力、福祉をどれくらい入れるかのバランスは見極めていかなきゃいけないし、劇的に能力がバッと上がる、診断をつけて薬をつけるところまではあれですけど、ここら辺のところを学習の要素でどれくらい成長していくか、まあエビデンスがなくはないんだけれど、あるんだけれども、すごい伸びるのもでもないので、治療のゴールをどこに設定するかはいろいろありますよね。
■どういう学習、カウンセリングをするのか
どういう学習をしていくのか、どういうカウンセリングをしていくのかってことですけど、だいたいメジャーどころは決まっているんですよ。
認知行動療法、弁証法的行動療法。ワークをしながら論理的に考える力を身につけるとか。
あと精神分析、対人関係療法、家族療法で、人間とはこういうものだよねとか、こういう非合理的な行動をとるよねとか、そういうのを学んでいくとか。
★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)
どうやって選ぶ?〜精神科医の臨床スタイルの違い
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