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00:00 OP
00:53 マネジメント
05:06 人間理解の必要性
08:55 本日の宿題
本日は、うつ病を生み出さない会社をつくる方法、ということで、会社の人が知るべき、上司が知るべきメンタルヘルスリテラシーというテーマでミニレクチャーを行います。
基本的に皆さんがよく知っているうつ病、最近耳にすること多いパニック症、パニック発作、パニック障害は心身の疲労が蓄積することで起きる病気なんです。
基本的にはそういう病気なので、心身の疲労をどうマネジメントするかというのがとても重要です。
◼︎マネジメント
つまり業務量は適切か、一人に偏ってないか。
チームワークはどうなんだ。
人間関係もストレスなので、チームワークはうまくやれているのか、心理的安全性が保たれているのか。
業務の内容とか質、量だけではなくて、他の要素としてチームワーク、人間関係の心理的安全性が保たれてるかというのがポイントです。
それらをちゃんとやっていればいいのかなと思います。
やってるけど、業務量はちゃんとしてるし、仲もいいし、チームワークもそれなりにとれてるし、量や質も配慮してるけれど、うつになってしまう人がいます、どうしたらいいですか?というと、それは本人のプライベートの問題なので会社側はどうしようもないなというのが結論だと思います。
会社はうまくやってるけど、プライベートのところ、過去の問題、自分自身が元々持ってる遺伝子的な問題で病気を発症してるということなので、本人は会社の責任だと言うかもしれないけど、よく聞いてみると、それはプライベートの問題だよね、ということが色々あると思うので、そこまでは会社側が責任を持つ必要はないだろうなと個人的には思います。
僕も昔自衛隊にいて、自衛隊を辞めた後も医療の世界にいるので難しいんですが、仕事と学校の区別、会社と学校の区別というのが妙につかないということがあります。
常に勉強しなければいけなくて。
何て言うのかな、例えば自衛隊だったら本業はしないんです。
本業とは何かというと、自衛隊は軍隊ですから戦うということなんですけど、戦わないために訓練をし続けてるんです。
訓練をし続けてる組織なので、大きい学校みたいな感じなんです。
だから会社と言えども何となく学校っぽいところがあるし。
医者の世界もそうです。
ある先生はですね、もう60近いんだけれども、まだまだ私は若輩者で勉強途中です、とか謙虚でいいんだけど、いつまで言ってんの?という悪い言い方をすると、そういう世界観でもあるんです、医者の世界って。
周りから見たら、この人は本当に責任を持ってやってるのかな、チームリーダーとしてマネジメントする側として本当にその心持ちでいいのかな、と突っ込まざるを得ないみたいな状況も起こり得るほど学校っぽいんです、医者の世界も常にトレーニングし続けているという意味で。
他の大きい企業もそういう空気感があると思います。
つまり、教育機関であるような。
日本人の人生観というか、仕事観として学び続けるというものを、道の途中であるみたいな、そういうところがあるから、プライベートのところまで含めて指導をしたい、コントロールしたい、コントロールしてあげるべき、教育してあげるべきだという風にか会社側が思うかもしれないですけど、まあそんなことはないのかなと思います。
もちろん人間として、同じ人間として、同じ市民として、適切な距離感の中で人生の先輩として教育していく必要はあると思うけど、全部が全部おんぶに抱っこということはないと思います。
基本的には古い企業ほどおんぶに抱っこのイメージが強いと思います。
だんだんタスクベースの仕事観に変わってきてると思いますけど。
そういうとこはあるかなという感じです。
◼︎人間理解の必要性
リーダーシップやマネジメントをしっかりすべきだということにはなるんですけど、これがまたなかなか難しいんです。
結局、人間を扱ってる以上、部下という人間を扱った以上、人間理解というのは必要なんです。
褒めてみてやらせてみてみても人は動かじ(正しくは「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」)みたいな、そういうのもあるわけで、相手をどう理解するのか。
そして人それぞれ違うので、生まれ育ってきた環境や出身地も違えば色々あるので、社会背景の違いを加味した上で人間を育てつつ働いてもらうというのが大事だし。
生まれ持った体力は違うし、IQ的なものも違うし、凸凹も含めて違いがあるし、パーソナリティ機能、パーソナリティ・ファンクションと書いてますけど、人格的な成熟具合も人によって違うので、それに合わせて、年齢を重ねていくとまた変わってくる、能力も上がったり変わっていくんですけど、それに合わせた業務量、成長の促し方をやっていくということです。
結構ムズイです、はっきり言って。
えっ!そこまで…みたいな、煩わしいなと思うかもしれないですけど、そういうもんなのです、結局。
AIがもっと進化してくれたらできるのかもしれないですけど、そういうことです。
黄金の答え、これを部下に言えばOK、そういうものはないので、その場その場できちんと論理的かつ倫理的な行動を取る。
その場その場で毎回考えて適切な行動を取るということになります。
結局、楽をしたらいいというわけではないので、楽すぎない、楽すぎず、でも苦しすぎない、このままだとうつになってしまうというパニックゾーンではない、ちょうどいいラーニングゾーンに留まるというのが職場でも大事かなと思います。
楽すぎる業務ではなくて、ちょっと刺激がある、ちょっと学びがある、ストレスはちょっとかかるけど成長のし甲斐がある業務量を目指すということになります。
これは人によって違うので、この立場だったらみんなこれぐらいやろうよ、目標はこれぐらいにすべきだという目標を押し付けるのではなくて、ある程度本人の顔を見ながら、個人個人の能力、反応、疲労具合を見ながら調整していくということになります。
人間を理解するためには、社会背景を理解する。
そして年齢ごとの課題、人生の課題を理解する。
その人のプライベートのところを、好奇心などすごく侵入的に聞くのではなくて、業務に必要な範囲内でしっかり聞いて、それを配慮した上で、尊重した上で適切な業務を与えてあげるというのがポイントかなと思います。
それはセルフケアの一環として自分でやるべきだよと思うかもしれません。
でもなかなかそこまでできないですよ、人間。
だからこちら側が、上の人たちが、部下は部下で、ちゃんと自分のセルフケアをしつつ、体調も含めて上司に報告すべきなんですけど、上司側も彼らのものをちゃんと理解してあげるのが必要かなと思います。
結局会社というのは人間の集まりなので、人間理解がどこまでいっても必要ということなので。
そんなこと言われなくてもわかるよ、という気になってしまうかもしれないけれども、そういうもんだったりします。
会社側もどこまでマネジメントできるのかというのが腕の見せどころでもあるので、色々な理解を深めてやってもらったらなと思います。
ということで今回は、うつ病を生み出さない会社をつくる方法、というテーマでお話ししました。
◼︎本日の宿題
本日の宿題は、人それぞれ違うよということです。
人それぞれ違うけど、会社は目標を設定して、それを無視しようとしてしまう。
その兼ね合いをどういう風にするのか、そのジレンマ、上からはこの目標を達成しろと言われるけれども、現場はなかなかうまくいかない時に、どういう風にコミュニケーションしたらうまくいくかを考えてもらって、私の場合はこうでした、こういうことはうまくいきました、こういうことはうまくいかなかったですよ、ということを書いてもらうと、いい学びになるかなと思います。
うつ病を生み出さない会社をつくる方法〜マネジメント、人間理解〜
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