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00:00 OP
01:10 「仕方がない」「生まれてきてよかった」
02:45 色々学んで自分と向き合う
04:06 ラーニングゾーンにいる
05:33 どういう行動を取れば良いか
09:40 本日の宿題
このホワイトボードの話の第3弾ということです。
治療のゴールをお話しします。
心は脳である、環境や思想というのは言語文化によって作られるということをお話ししてきました。
では病気というのはどういう風に起きるの、どういう風に発症するの?ということをお話しして、治療というのはこの3本柱ということもお話ししてきたんですけど、結局結論何なの?みたいな話を聞きたいですよね?
途中の話はいらないから結論どうしたらいいか教えてくれということになると、僕もYouTube撮ったり、コメント欄を見ながら色々試行錯誤していった結果、仕方がない、生まれてきて良かったと思う、この2つの言葉がすごくいいなと思って、大事な言葉としてピックアップしました。
◼︎「仕方がない」「生まれてきてよかった」
不安やトラウマというのは無くなるわけじゃないので、それに支配されないことが大事なんです。
支配されない、つまり仕方がないなと思って切り替えて次に移れるようになること。
そして問題というのは全てが解決していくわけじゃないので、問題解決行動はし続けるんですけど、それに留まるのではなくて、それだけだと人生終わってしまうので、問題解決していく中でも少しでも生まれてきて良かったと思える瞬間が増えるように目指していくことが重要ですし、この2つを理解してやっていくということが大事だと言っています。
治療がうまくいってない時はどっちかがやはりすっぽり抜けていたり、これについて患者さんが考えてないことが多かったりします。
本当に仕方がないと思えているのか、生まれてきてよかったと思える瞬間を増やせてるのか、自分の人生、たった一度の人生と向き合えているのかが重要です。
それは思いますよ。
何なんだよ!益田はガチャ成功だろ、と思われるかもしれないですけど、別に100%僕が成功しているとは思わない。でも割と良いガチャを引いてます。
申し訳ないなとはもちろん思いますが、それでも生まれてきて良かったというのは、またガチャとは別の話なので、そこを考えるということです。
◼︎色々学んで自分と向き合う
どうやったらこれを達成できるのかというと、基本的には規則正しい生活や座禅です。
今どきの言葉で言うと、マインドフルネスをやる、と。
色々なことを学ぶ。そして自分と向き合う。
学びと向き合うのバランスが大事。
「學(まな)びて思はざれば則ち罔(くら)し。 思ひて學ばざれば則ち殆(あやう)し」みたいな、論語でもありますけど、両方大事なんです。
自分と向き合うばかりで、自分のことをアウトプットしようとするばかりで、学びが足りない人というのは、やはり治療は進まないし、逆に自分のことを語ろうとせずに、どんどんどんどん色々な精神医学や心理学のこと、歴史のこと、色々なことを学ぶだけだとやはりうまくいかないので、このバランスはすごく大事です。
自分と向き合うだけじゃなくて、やはり日本だと、東アジアだと特に重要だと思うのは家族歴、家族はどうだったのかということと向き合うのがいいなと思います。
あとは頭でわかっても実際慣れていかなければいけないことがあるんです。
マラソンを走るというのと一緒です。
もうやらなければいけない、わかってるけど苦しくて不安だな、みたいなことはあるので、まあやるということです。
慣れていく。
◼︎ラーニングゾーンにいる
じゃあどれくらい頑張ればいいのかというと、苦しすぎず楽すぎない、ちょうどいいラーニングゾーンに留まり続けるというのが大事だという風に、いつも言ってます。
何を学ぶのかというと、何でもいいからちょっとずつ学べばいいんです。
ビジネスの世界と違って、ボトルネックを解決すればいいというものとは違うんです。
人生の問題というのは様々なことを学んでいくことが、結果的に全体が複利となって治療につながっていくんです。
何でもいいんですよ。
料理ができるようになる、野菜の選び方がわかる、色々なものがつながっていくんです。
電車で迷わなくなる、そういうちょっとずつ、どんなことでもいいから学び続けていく、身についていく、それが全体を通じてすごく大きな成長になったりするので、それを1.01の70乗は2と言っています。
つまり、1%の改善を70個やれば掛け算みたいなものなので、2倍になるんです、能力が。
複利みたいにどんどんパワーアップしていくんです、1.01ずつ成長していけば。
人間の能力は、人間の心とはシステム系で色々なところが連携し合ってるので、足し算というよりは掛け算の方に近い感じです。
だから全体を改善していくということです。
◼︎どういう行動を取れば良いか
どういう行動をとったらいいんだろうともよく迷うんですけど、基本的にはエビデンス、サイエンスのものは再現性が高いので、それに準じてやる。
ただエビデンスやサイエンスのないもの、データがないもの、研究され尽くしてないものについては、基本的には論理的かつ倫理的な行動を選ばざるを得ないわけです。
論理的倫理的な行動をとる、と。
わからないことは結構あるんです。
科学の中でわかること、この薬を飲んだ方がいいよ、とわかることもあれば、このカウンセリングはどういう風にやったらいいんだろう、このときこの人にどういう声をかけたらいいんだろう、とわからないこともあるんです、論文化していないので、データがない場合。
その場合は論理的かつ倫理的な行動であればいいだろう、と。
★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)
治療のゴールとは〜益田の臨床
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