これまで、人類が作った物体がもっとも太陽に近づいた時の距離は、1976年に打ち上げられた探査機ヘリオス2号が到達した4300万kmというものでしたが、パーカー・ソーラー・プローブはその約7分の1の距離にまで接近することに。また、その際の速度は時速約43万マイル(69万2000km)で、「秒速約200km」にも達しました。これは、一般的な銃から発射された弾丸の15倍の速さにもなるとのことで、人類による建造物が記録する最も高い速度です。
パーカー・ソーラー・プローブでNASAが目指しているのは、太陽を取り巻く空気層「コロナ」が太陽本体よりも高温になるという謎の解明です。太陽の表面温度は6000度という高い温度となっていますが、その上空に存在するコロナはなんと100万度という超高温にも及んでいることが知られています。パーカー・ソーラー・プローブはこのコロナの中に文字どおり飛び込んで、その実際の様子のほか、太陽風や太陽の磁気圏などを観測することになっています。
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太陽にロケットを打っても絶対に届かない理由とは?太陽に近づいて1400度の高温に耐えるNASAの宇宙探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」
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