今月8日、港区の工事現場で人骨が見つかり、当初は事件性も疑われました。しかし、その後の調査で“意外な経緯”が分かってきました。
今月8日、港区浜松町の工事現場で見つかったのは「人骨」です。深さ3メートルの地中から、頭蓋骨と長さおよそ30センチの骨3本が出てきました。その後の調査で、この人骨は江戸時代のものとみられることが分かりました。港区立港郷土資料館の高山優学芸員は「(人骨が見つかった)この遺跡は江戸時代前期の1640年ごろよりも古いお墓の跡だと考えている」と話します。
現場では9日から22日まで港区による学術調査が行われ、100以上のお墓や漆のおわん、六道銭と呼ばれるお金も見つかりました。これらから、港区では江戸時代前期までこの場所が墓地で、人骨は埋葬されたものとみています。近隣の住民は「この辺は歴史も古いし、多分そういうものも出てくるんだろうなと思いましたよ」「(これからも都内で)もしかしたら大きい遺跡が見つかるかもしれないですよね」などと話していました。
年代を推測する根拠となるのが1653年ごろに描かれた古地図です。この場所には後の赤穂藩主、森家の大名屋敷があります。建てられたのが1640年ごろのため、港区では出土品はそれ以前のものと考えています。港郷土資料館の高山さんは「人骨の数が思いの外、多い。(解明には)1年ぐらいはゆうにかかるかもしれない」と話しています。
港区では今後、出土品を洗って人骨の年齢や時代背景を探りたいとしていて、来月には一部を公開できればとしています。
港区の工事現場から出土 人骨の意外な経緯は…
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ