去年、保育所に入れない児童の数が全国で最も多かった世田谷区は、ことし4月時点での待機児童の数について前の年よりも多い1182人と発表し、ことしも全国ワーストとなる見込みであることが分かりました。
世田谷区ではことし1年で1300人分増やすなどして対策してきましたが、それでもなお、保育士が足りないなどの理由でことしもワーストとなりそうです。区内のことしの待機児童の数は1182人で、去年より73人増えたと発表しました。保坂区長は会見で、保育士が確保できなかったほか、今月には区内の人口が初めて88万人を超え、さらに5歳以下の人口が毎年1000人単位で増えていることも理由に挙げました。保坂区長は「子どもを育てようと決めて世田谷区に引っ越してくる人が近年は多い。自然増はある程度予測がつくが、社会増となると広域で待機児解消の体制を組んでいかなければならない」と述べました。
世田谷区は今年度、国有地や民有地を活用して2000人分の保育施設を作るほか、10月からは全国を回り、就職相談会を開いて保育士を確保したい考えです。
世田谷区の人口は10年前に比べて6%近く増えています。年齢別では特に、5歳以下と65歳以上の高齢者の人口がそれぞれ20%以上増えていて、それらの世代に対する政策をどう図っていくか課題となっています。
世田谷区の待機児童1182人 過去最多更新へ
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