クロマグロなどが大量死した江戸川区の葛西臨海水族園の水槽に、新たに77匹のマグロが追加されました。園の目玉だったマグロの群れが勢いよく泳ぐ姿がおよそ半年ぶりに復活しました。
クロマグロなどが大量死した葛西臨海水族園の水槽ではマグロが元気に泳ぐ姿が復活しています。投入されたのは去年生まれた体長90センチほどのクロマグロ77匹です。水槽にはガラスへの衝突を防ぐため、黄色のテープが貼られています。この水槽では去年12月ごろから魚が相次いで死に、およそ50匹いたスマと40匹ほどのハガツオは全滅し、およそ70匹いたクロマグロも残り1匹に減っていました。この事態を受け、水族園では原因を探るとともに、マグロと同じサバ科のハガツオなどを追加して様子を観察してきました。水族園では大量死の原因は今も特定できないとしながらも、追加した魚に異常がないことなどから、クロマグロの投入を決めました。きょうの会見で錦織一臣副園長は「水質や照明条件なども調べた上で、現在の状況ならマグロを入れてもいいという判断をした。全く分からない中で見切り的に入れているわけではない」と述べました。
マグロはきのうの夕方、職員総出で水槽に運び終えました。きょうの水族園にはようやく復活したマグロの群れを見ようと多くの人たちが詰め掛けました。来園者は「やっぱり大きな水槽にはマグロがたくさん入っている方がいい」「泳ぐのが速いと思った」「前より小ぶりだけど環境に慣れて大きく育つといい」などと話していました。
水族園では今後も注意深く様子を見て、マグロが水槽に慣れたら衝突防止のテープを剥がす方針です。
葛西臨海水族園、マグロ77匹を追加 群泳が“復活”
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