2020年の東京オリンピックに向けて東京都は都庁の安全対策を強化しようと、手荷物検査を始めました。厳しくなった入館手続きに戸惑う人も見られました。
手荷物検査の対象は、都庁第1庁舎のエレベーターを使い3階以上のフロアを利用する人です。金属探知機による所持品検査とともにバッグの中身を係員に見せる手荷物検査が行われます。来庁者からは「特に都庁では必要だろう。何かあったら困る」といった声がある一方「今から(庁舎に)入るが、急いでいる時は面倒くさい」と話す人もいました。初日のきょうは何気なく包丁を持ち込んでしまったために騒ぎになり戸惑う人も見られました。持ち込んだ人は「包丁を、デパートで研いでもらおうと思って持ってきちゃったので大騒ぎしている」と話していました。持ってきた刃物などの危険物は警備員が一時的に預かることになります。また、都民が自由に利用できる食堂や駐車場の巡回警備も強化するということです。都・総務局(庁内官吏担当)の持丸洋課長は「さまざまなテロの脅威が言われている状況もあるので、今の“開かれた都庁”のままで本当にいいのかという議論も都民にはあると思う。一定のセキュリティーは必要」と話しています。
都では手荷物検査を来月末まで試験的に行い、その後も続けるかどうか検討することにしています。
五輪控え安全対策 都庁で手荷物検査スタート
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