球児の夏がやってきます!あすから東・西東京大会が始まります。スタジオにはことしの高校野球公式応援サポーターを務める森田美礼さんです。いま大学4年生の森田さん。東東京の帝京高校の出身で、野球部に所属していました。放送担当という役割があり、神宮球場で行われる高校野球の試合でウグイス嬢を務めていたそうで、高校生の頃は球児の熱いプレーや最後まで諦めない姿を目の当たりにしてきたそうです。
今回森田さんは、注目のチーム、葛飾商業高校に取材に行ってきました。部員を打撃投手として支える女子生徒の最後の夏にかける姿をご覧ください。
きょうは葛飾商業高校にやってきました。なんとこの学校の野球部の練習には女子が参加しているということです。
玉田宏美さん、3年生。ポジションはピッチャー。コントロールの良さが持ち味でこれまでずっと打撃投手として部員のバッティングを支えてきました。中には、一日に、200球以上投げる日も。玉田さんが練習に参加する葛飾商業高校野球部は創部53年。10年前の東東京大会ではベスト16まで勝ち上がりましたが、この2年間、夏は勝利を手にしていません。葛飾商業が輝かしい成績を残したその年。玉田さんは白球を追いかける兄の姿を見て野球をはじめました。体力や走塁は男子にも引けをとりません。
玉田さんのボール打っていた一年生部員に話を聞くと「コントロールが良くて打ちやすい球です。普通に男子と一緒にやっていて男女の差を感じることがなく女子として見ないで選手として見ていてとても良いと思う」と話しました。しかし日本高校野球連盟の規定で公式戦に出場できるのは男子生徒に限られています。玉田さんはずっと野球を続けたい、試合の経験を積みたいという思いから、女子野球のクラブチームでプレーをしています。そんな彼女をよく知る同級生部員は「普段は明るいんですけど、二人で話をすると物事の裏まで見ている色々な方向から見ていたり、しっかり考えている部分がある 性格は真面目で負けず嫌い。」と話す選手や「3年生がみんないなくなってずっと玉田さんだけは続けてくれていて、一緒に野球やりたいからやろうよと、何回も何回も声をかけてくれて自分もまた戻ってやろうかなと思いました。」と話す選手がいました。去年秋の大会後、野球部では、人数が揃わないことなどからやる気を失った部員が何人も辞めてしまう事態になりましたが、部のピンチを救ったのも玉田さんのひたむきさだったといいま
チームの危機を乗り越えて迎える、最後の夏。慣れ親しんだこの場所で投げるのも、あとわずか。玉田さんは「寂しいです。もう引退でそこでは投げれなくなるのが寂しい。公式戦にはここまでやると、自分も出たかったなと思います。男になってやりたかった。」と話します。
試合に出られない玉田さんの最後の願い。それは過去2年で経験できなかった夏の1勝です。試合について玉田さんは「最後まであきらめないで勝って欲しいですね絶対熱く自分もプレーしているように 一緒に思い切り応援したいです。」と話しました。
高校野球 一勝目指す葛飾商
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