東京都はオリンピックに向け、2019年度に臨海部などで運行を予定している新たな交通システム=通称・BRTの運行事業者の募集を始めました。BRTとはBus(バス)・Rapid(ラピッド=高速)・Transit(トランジット=輸送)という「バス高速輸送システム」の略称です。一般的な路線バスとの違いとしては、優先車線を設けることでより時間に正確である点、連節バスなどの大きな車両を使うことで一度に多くの乗客を運ぶことができる点が特長です。ルートは虎ノ門から環状2号線を通りりんかい線の国際展示場駅までのおよそ5キロで、勝どき駅や選手村など8つの停留所を設ける予定です。都庁ではきょう、運行事業者向けの説明会が開かれました。
東京都は都心と開発が進む臨海部を結ぶ新たな交通機関として整備する方針で、都庁ではきょう、事業者向けの説明会が開かれました。9月に選考が行われ、1社が選ばれる予定です。初めての説明会にはバス事業者の代表者15人が参加しました。参加者の中には「当然ビジネスチャンス。五輪レガシー(遺産)として五輪終了後もずっと運行を続ける前提で考えている」と話すバス事業者もありました。
先週、都は都心と臨海部を結ぶ新たな地下鉄構想を打ち出しましたが、オリンピックまでには間に合わないことから、まずはBRTを整備します。知事会見で舛添知事は「鉄道を造るのは相当時間がかかる。4~5年で間に合う話ではない」と述べています。都・都市整備局の松本祐一課長は「鉄道はこれから検討の段階。BRTはまさにいま計画を詰めているという時間差がある。まずはBRTで交通不便地域を解消していく」と話しています。
運行事業者は9月の選考会を経て、10月に都と基本協定を結ぶ予定です。
町田市は3年前、BRT事業の一環として2つの車両をつなげた「連節バス」を都内で初めて導入しました。これによって市内の交通環境はどう変わったのでしょうか。取材しました。
BRT 事業者向け説明会 / 町田市の「連節バス」
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