きょうは都内各地でことしの最高気温を更新し、東京都心は最高37度7分を記録し8日連続の猛暑日となりました。熱中症の疑いで高齢の男性が死亡しています。熱中症による死亡は先月から23区内だけで少なくとも70人を超えています。
午後1時前、新宿の気温は37度です。日差しが痛いほど肌に突き刺さります。東京都は外に出るときは帽子や日傘で直射日光を避けるよう呼び掛けています。街の人は「ものすごく暑いです」と話す人や「ヨーロッパから来たばかりですがすごく暑いです。こんなに暑いと思っていませんでした」と話す人、家エアコン付けているかを尋ねると「もちろん除湿、安眠と両方付けてね」と話す人がいました。
きょうの最高気温は練馬で38度2分を記録し都内各地でも37度を超えてことし最高を更新しました。東京消防庁によりますと管内できょうは午後3時までに68人が救急搬送され、うち1人が重症だということです。世田谷区の94歳の男性はけさ、心肺停止の状態で病院に搬送されましたがその後、死亡しました。
舛添知事も、きょうの定例会見で猛暑が続いていることについて触れました。知事は「本当にみんなうだるような暑さに参っていますけれども。3時4時に歩いたらたまらない。5時に歩いてもまだダメで6時になってやっと陽が陰ると陽がさしている時とぜんぜん違いますね」と話しました。その上で対策として水だけではなく塩分も取って暑い日中は大きな用事がない時は外に出ないよう呼びかけました。
東京都監察医務院によりますと先月5日から今月5日までの間に熱中症の疑いで死亡した人は70人に上っています。このうち65歳以上の高齢者は53人で、その6割に当たる32人が一人暮らしをしていて室内で亡くなっています。ほとんどの人がエアコンを設置していなかったりエアコンを使っていなかったということです。これについて舛添知事は「特に部屋の中でもお年を召された方はなかなか冷房をつけない。きちんと冷房をつけていただくということ、それから水分補給をやっていただきたいと思っています」と話しました。
福祉保健局は冷房の行き過ぎた自粛をやめるよう呼びかけるとともに室内の風通しを良くして高い気温や湿度にならないよう求めています。
この連日の暑さで、熱中症対策として有効なエアコンの売れ行きが伸びています。8月過ぎて夏物処分の時期ですが暑い日が続いているのでエアコンの売上は依然として好調のようです。新宿にあるこの家電量販店では先月中旬から後半までエアコンの売上が前の年の1.5倍と伸びています。ビッグカメラの店員の方に話を聞くと『8月に入ってからいきなり暑くなりましたので明日にはほしい今すぐほしいというお客様の声がことしは多いなと感じます』と話しました。店を訪れたお客さんは『去年まではファンタイプの扇風機で過ごせてたんですけどそれではもう寝られないので今はエアコンをばっちり付けています』と話していました。
ことしは省エネモデルや風が直接当たらないエアコンが人気を集めていて、扇風機と合わせて購入する客が多いということです。記録づくめのこの猛暑、あす以降も注意が必要です
都心37.7℃ 熱中症で死者も
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