年間300万人が訪れる高尾山の麓に、山の動物や植物をテーマにしたミュージアムがあす開館するのを前に、オープニングセレモニーが行われました。
八王子市にオープンする「高尾599ミュージアム」は、高尾山の高さ599メートルにちなんで名付けられたもので、山に生息する植物や動物をテーマに展示します。ミュージアムの池田清彦名誉館長は「ユニークな博物館にしたい。虫に親しむ、山菜・キノコを食べる企画もやりたい」と話します。
標本の展示のほか、全長16メートルある壁を使った最新の技術を取り入れたプロジェクションマッピングも見どころです。この壁には剥製が展示されていて、ウサギやタヌキ、ハクビシンなどに高尾山で会えるかもしれないということです。
高尾山は国際的なガイドブック=ミシュランガイドで最高の3つ星に輝いて以来外国人観光客が増えていることから、4カ国語のパンフレットや登山のルールを紹介するコーナーも設けられました。
高尾山周辺ではことし4月に京王線高尾山口駅がリニューアルし、観光案内所では外国人向けのパンフレットだけでなく留学生のボランティアガイドも置いています。また、秋には日帰りの温泉施設もできる予定で、観光地としての魅力が広がりつつあります。きょうも、フィリピンから来たという観光客は「都心から近いので来た」「有名なので。面白くて楽しかった」と話していました。八王子市の石森市長は「高尾山に登った方が八王子にとどまっていただけないという課題があった。多くの方に八王子のいいもの全域を知っていただきながら活性化に結び付けていきたい」と話し、ミュージアムが街を歩くきっかけになればと期待しています。
599ミュージアムは年間15万人の来場者を見込んでいて、あすオープンします。
3つ星の人気観光地に新名所 “高尾山を体感”ミュージアム開館
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