きょうの政府会議で、総工費の上限が1550億円と決まった新国立競技場の整備計画ですが、整備費は3年前、デザインを募集した当初は1300億円となっていました。それが、オリンピック招致が決まったあとのおととし10月には「最大で3000億円」と倍以上になることが明らかになりました。このため、デザインを変更して半分近くに減らしましたが、先月の白紙撤回直前に出した見積もりでは、2520億円に再び膨らんでいました。今回、ゼロから見直しとなり、上限が1550億円となった建設計画ですが、大会まで5年を切って、一刻の猶予も許されない綱渡りの作業となりそうです。
きょうの関係閣僚会議では、今後の建設スケジュールについて、来月1日から業者の公募を始め、ことし中に選定し、来年12月末をめどに契約するとしています。二転三転した計画のしわ寄せにより、厳しい時間との闘いを迫られています。
また問題が続いている大会エンブレムについて、ベルギーの劇場のロゴなどに似ていると指摘されているエンブレムを選んだ審査委員の代表がきょう会見を開き、「似たのは全くの偶然」と強調しました。
都庁の会見室には、きょうから2020年東京オリンピックの大会エンブレムのパネルが飾られました。舛添知事は「デザイナーの方の信用が落ちていることは確かであって、そういう意味で残念ながらこのイメージも悪化しているというのは確かだと思うので、そういう意味で大変残念」と話しました。
エンブレムの審査委員の代表を務め、1972年冬の札幌オリンピックのシンボルマークを手がけた永井一正さんはきょうの会見で、「少し似ているという意味では全世界を探るとどんなものでも少しは似たものは必ず出てくる。わたしは違うものだと思うが、少し似たのは全くの偶然」と強調しました。
さらに会見で大会組織委員会は、このエンブレムが出来るまでの過程を説明しました。104の作品から選ばれた今回のエンブレムの原案は、Tの字が強調されていましたが、商標調査の結果、似たものが見つかったとして、修正を依頼。修正案では白抜きの円と左下の角がデザインされましたが、「躍動感がない」という理由で再び修正を求め、現在の案が完成したということです。大会組織委員会は決定の経緯を説明した上で、「TとLを組み合わせたベルギーのロゴのデザインプロセスとは全く違うもの」として改めて盗作を否定しました。
新国立競技場 1550億円以内に
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ