目新しい中小企業の優れた商品を認定し普及を支援している東京都は、耳の聞こえにくい人の会話を支援する機器など新たに16の商品を認定しました。
2006年から始まったこの制度は、都が認定した中小企業の優れた商品を都庁内や都の施設などで試験的に導入して商品の普及を支援するもので、去年までに166商品が認定されています。都庁で行われた認定式では応募のあった92の商品の中から有識者によって選ばれた16商品が発表されました。
その一つが耳が聞こえにくい人の会話を支援する機器「COMUOON」で、補聴器を付けずに会話を補助することができます。音声をクリアに拾う高性能のマイクが話す人の声を集め、聞こえづらいとされる子音などの音を強調してスピーカーから音声を出します。スピーカーは音が拡散しづらいメガホンのような形になっていて音声が前方に出るため、より聞きやすい仕組みになっています。商品を開発したユニバーサル・サウンドデザインの中石真一路社長はこの機器を使う上で大切なことは「難聴になった時の不便さを障がいのない人が理解すること」だとして「難聴者が補聴器を付けて聞こうとする機器ではない。話す側が歩み寄るという“逆のアプローチ”。話す側がいかに難聴を理解するかが大事」と話します。
今回認定された商品は、来月8日と9日に都庁で展示される予定です。
都のお墨付き商品 “補聴器なし”会話サポート機器など認定
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