JR田町駅周辺は品川駅とともに東京の国際競争力向上を目指すアジアヘッドクォーター特区に指定されています。品川駅はリニア中央新幹線の始発駅に決まっていて、品川駅と田町駅の間には2020年の東京オリンピックに合わせて山手線の新しい駅も暫定的に開業する予定です。
そんな中、田町駅の東口では大規模な再開発計画が進められています。駅に近い地区は東京の新たなビジネス拠点をつくろうと、オフィスビル2棟とホテル、商業施設などが整備される予定です。隣接する地区には病院やスポーツセンターなどの公共施設が完成していて、駅からこのエリア一帯が歩行者デッキでつながります。きょう、駅直結の大規模開発の起工式が行われました。
JR田町駅直結の大規模な再開発は、東京ガスと三井不動産、三菱地所が共同で進めるプロジェクトです。延べ床面積はおよそ30万平方メートルで、大型オフィスや商業施設、ホテルが入るビジネス拠点となります。災害時には一時的な滞在施設として帰宅困難者およそ2000人を受け入れ、3日間電力を供給できるということです。すでに隣接するエリアにはスポーツセンターや病院が開業していて、公園も整備される予定です。また、このエリアの建物に供給される熱と電気は一括で管理されていて、太陽熱や太陽光のエネルギーを利用しています。これから整備されるオフィスやホテルもネットワークでつながれ、停電したときには熱や電気が不足した建物に優先的に供給するなど、エリア全体でエネルギーの効率的な利用と二酸化炭素削減を目指します。三井不動産の中沢健一事業グループ長は「港区の湾岸の山手線駅直結という非常に貴重なエリア。(オフィス、ホテルなど)用途が多様なので、街の発展が期待されるエリアと考えている」と話しています。
JR田町駅直結の再開発事業は来月1日に着工し、2018年春以降に完成する予定です。
新たなビジネス拠点目指し 田町駅前で大規模開発スタート
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