世界の主要な40都市を経済や文化、環境などさまざまな面から評価した「世界の都市総合力ランキング」がきょう発表されました。
森記念財団都市戦略研究所が2008年から毎年発表しているランキングで、東京は世界の主要40都市のうち8年連続で4位でした。トップ3も去年と変わらず、1位のロンドンは2012年のオリンピック以降、1位を維持しています。都市戦略研究所の竹中平蔵所長は「東京は頑張っている。インバウンド観光客の増加にもみられるように、これまで比較的弱かった交流などの面で進歩がみられる。しかし、世界の競合相手である主要都市はそれより早く変化している」と述べました。
ランキングは「経済」や「環境」「交通アクセス」といった6つの分野を、70の指標に基づいて評価しています。東京は弱みとなっている「文化・交流」の分野では海外から日本を訪れた人が887万人に増加したことなどを受けて順位は上がったものの、ホテルや美術館・博物館の数で、トップ3の都市に差をつけられているのが現状です。研究所では「(東京への訪問者数は)世界レベルにいっていない。アジアを見てもシンガポールにかなわない」「交通アクセスは羽田の国際化が進み、国際線も増えているが、順位は落ちている」などと分析しています。
研究所によりますと今後、2020年の東京オリンピックに向けて都心部の再開発や羽田空港の発着枠拡大が進めば、東京の順位アップが期待できるということです。
今回のランキング発表を受け、舛添知事は「4位の東京を5位のシンガポールが追い抜くことになりかねないので非常に危機感を持っている。政策の加速化は全力を挙げたい」と述べ「先端技術を生かして足りないものは補いたい」として、順位のアップと課題解決への鍵として技術力の活用を挙げました。
世界の都市総合力、東京の評価は?
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