新しい国立競技場の建設に向け、前の競技場の取り壊し工事が先月下旬に終わり、その現場が公開されました。5年後の大会に向けて整備が進んでいく一方、まだ会場が決まらない競技もあるようです。
きょう報道陣に公開されたのは、前の国立競技場の跡地およそ7万3000平方メートルです。先月23日に競技場や基礎部分など全ての取り壊しが終わりました。また、風が強い日に砂ぼこりが周辺に舞わないよう一面にシロツメクサが植えられています。
新国立競技場の事業主体であるJSC=日本スポーツ振興センターは、設計・施工を担当する業者の募集をきょう締め切りました。今後は建築家など専門家7人による評価を通して年内に業者を決める予定です。
また今月12日、パラリンピックで実施する22競技のうち19競技の会場が決まりました。ただ、ブラインドサッカーや自転車、パワーリフティングは今後も調整を続けることになりました。このうち、ブラインドサッカーは大井ふ頭中央海浜公園に造られる大井ホッケー競技場で行われる予定でしたが、羽田空港からおよそ3キロの場所にあり、離着陸する航空機の音が響き渡るため決定が見送られています。ブラインドサッカーは鈴の入ったボールを使って音を頼りにゴールを目指す競技で、航空機の音がプレーに影響を及ぼすのではないかという懸念があります。東京都によると、国際競技連盟はまだ会場予定地を視察しておらず「プレーに支障が出ないか現地で確認したい」としています。
旧国立競技場の取り壊し完了 現場を公開
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