中小企業の販路開拓は国内だけにとどまりません。「新しい価値の創造」をテーマに、全国の中小企業が製品やサービスを披露し商談を行う催しが、東京ビッグサイトで始まりました。
このイベントは独立行政法人中小企業基盤整備機構が開いたもので、全国各地から中小企業やベンチャー企業など合わせておよそ440社が出展しました。会場では「いきる」「くらす」「つくる」の3つのテーマごとにそれぞれの会社が製品や技術を披露するブースが設けられています。
マッスルスーツは東京理科大学の研究が基になっている製品です。圧縮空気が入って人工筋肉が伸縮することによって着ている人の筋力をサポートするという製品で、介護や物流など力を必要とする現場で活用されています。担当者によりますとおととしの発売以来、800台が売れたということです。
主催する中小企業基盤整備機構ではこのイベントを通じて国内の企業同士の交流を進めるだけでなく、海外への販路拡大にもつなげていきたいとしています。機構の高田坦史理事長は「いま中小企業の皆さんにやってほしいことは、海外に目を向けてもらうこと」だとして「(狙う市場は)従来は中国だったが、数年前から国と国の関係が若干ぎくしゃくしてから、ASEAN(東南アジア諸国)に今、一番関心がいっている」と話しています。
この催しは今月20日(金)まで開かれ、期間中5万人の来場者が見込まれています。
海外視野に“新価値”を 販路拡大目指す中小企業が一堂に
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