さまざまな分野で進むロボットの活用が、人材不足が叫ばれる介護分野でも広がっています。渋谷区では来月、高齢者の介護にロボットを取り入れた老人ホームがオープンします。
渋谷区本町に来月1日オープンする介護付き有料老人ホームは、グループ会社が販売する5種類の介護支援用ロボットを導入するのが特徴です。アザラシ型ロボットは人工知能の働きで呼び掛けに反応したり自分の名前を覚えたりすることができ、入居者を癒やす効果が期待できるということです。また、腰痛で離職する介護スタッフが多いことから、スタッフの腰の負担を減らそうと、センサーで筋肉の動きを読み取り、動きをサポートするロボットスーツも導入します。老人ホーム「もみの樹・渋谷本町」の永曽恵美子館長は「今後どう考えても介護をする側のスタッフの人数は確保が難しくなってくる。どう効率よくケアができるかと考えたとき、ロボットの力はとても大きい」と話します。
この老人ホームでは他にも、車いすを人力車のように前からひくことで凸凹道をスムーズに移動できる補助装置もあります。また、難聴者に聞こえやすい音を出す機器なども活用し、IT技術を使ったサービス向上を目指しています。運営する大和ハウスライフサポートは、介護ロボットの効果を見ながらこれまでに展開している老人ホームでの導入も検討し、現場の声から機器の改良にもつなげていきたいとしています。
渋谷区に来月オープン 介護ロボット導入の老人ホーム
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