きょう開かれた国の会議で、荒川区内の公園に再来年、保育所が建設されることが決まりました。マンションが立ち並ぶ南千住地域の都立汐入公園の広場に、新しく保育所が造られます。
荒川区によりますと、南千住地域ではマンションの建設が進むなどして人口が増え、区が認可保育園を新たに開設するなどしています。しかし現在、区内の待機児童数は去年よりも40人増えています。そこで荒川区は、都立汐入公園の一部を保育所にして、園舎の屋上を子どもの遊び場やお年寄りのゲートボール場として地域に開放することを計画してきました。そしてきょう開かれた国の国家戦略特区会議で建設が決定しました。
東京都によりますと、公園内に保育所ができるのは全国で初めてということです。新たな保育所の広さはおよそ1500平方メートルで定員は162人、再来年4月にオープンする予定です。街の人からは「特にこの辺りは(保育所が)どこもいっぱいでなかなか入れないと聞くので、いいこと」「いいんじゃないですか。この辺りはゲートボール場がないから。みんなやりたいけど場所がないのでちゅうちょしちゃう」などといった声も聞かれました。
法律の規制により、公園内に設置できるのはトイレや休憩所、防災備蓄倉庫などですが、ことし9月、国が特例として公園内に保育所などの福祉施設の設置を認める決定をしています。
今回の保育所の設置は、待機児童対策と公園利用者への配慮を両立させる有効な案として期待する声が上がっています。舛添知事は「東京は土地の値段が高いから、特養など福祉施設ができない。都民の税金を使わないでどう活用するか非常に重要なので大きな一歩になるだろう」と話しました。
東京都は今後、世田谷区や品川区とそれぞれ協力し、区内の公園内に保育所を設置していく予定です。
全国初! 荒川区内の公園に保育所開設へ
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