人生の幕を下ろすとき、家族の手を煩わせたくない、自分らしい終わり方をしたいなど、より良い形でその時を迎えたいという人の「終活」がいま増えています。お葬式やお墓、相続などさまざまな「終活」の市場は、年間およそ5兆円規模と右肩上がりで成長を続けています。そんな「終活」を集めたイベントが東京ビッグサイトで開かれています。
エンディング産業展と題したこのイベントには「終活」に関する企業200社以上が出展し、個性的な葬儀や供養を提案するさまざまな商品を紹介しています。
小さなカプセルに亡くなった人の遺灰を入れてロケットで宇宙に飛ばす新しい供養の方法「宇宙葬」を提案する企業もあります。アメリカからロケットを打ち上げる宇宙葬は、今から18年前に始まりました。カプセルに収めた遺灰を人工衛星に乗せて飛ばすプランでは、最長で240年間にわたって地球を周り続けるということです。
遺骨を入れる骨壷は、生前から自分の好きなデザインを選ぶ人が増えているといいます。出展しているある企業ではおよそ50種類の骨壷をそろえ、中にはクリスタルガラスをあしらった豪華な骨壷もあります。一般的な骨壷は1万円ほどですが、きらびやかな骨壷は20万円から30万円ほどだということです。
また終活ならではのユニークなコンテストも開かれました。日本一の僧侶を決める「美坊主コンテスト」は、仏教や僧侶を身近に感じてほしいと開かれ、参加者が説法や特技を披露していました。
主催者によりますと終活関連産業の市場は高齢社会に伴い亡くなる人が増えていることを背景に、年間およそ5兆円規模に拡大しているといいます。エンディング産業展の佐々木剛事務局長は「自分でどういう葬儀をしたいのか、自分がどういうお墓に入りたいのかを生前から探し始める傾向になっている。(市場規模拡大は)個性を優先した葬儀や供養が増えているのが要因」と話しています。
このイベントはあすまで開かれています。
自分らしい終わり方は? 市場広がる「終活ビジネス」
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ