2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、新たな交通手段が誕生です。船で都内の街を結ぶ「水上タクシー」の第1便がきょう出航しました。
きょうは墨田区にある吾妻橋の桟橋から東京スカイツリーの真下のおしなり公園までおよそ1時間かけて運航しました。船の中は広くゆったりとした造りになっていて揺れは少なく、また、小型船としては珍しくエアコンとトイレが付いています。
水上タクシーは6人乗りで、利用するには1週間前までに予約することが必要です。乗り降りできる場所は現在、羽田空港や日本橋など都内の臨海部13カ所に限られていますが、今後さらに増やす予定です。きょう乗船した人は「のどかな感じで揺れもすごく少ないので、乗り物に弱いが全然気にならなくて良かった」と話していました。
料金は1隻30分ごとに3000円の運賃と桟橋の使用料2000円が掛かります。例えば羽田空港から浅草までは時間は1時間半ほどで、料金は1万1720円となり、6人で乗船した場合、1人当たり2000円弱となる料金設定だということです。運航会社は今後、観光客だけでなく都民の足としての利用にも期待を寄せています。運航する東京ウォータータクシーの石田浩史執行役員は「海から川へといろんなところに水はつながっているから、水上タクシーがなじみのあるものになればすごく便利になると思っている」と話しました。また、運航会社では東京オリンピックまでに水上タクシーの数を現在の2隻から60隻まで増やしたいとしています。
この水上タクシーには先月、舛添知事も試乗して「活用しないのはもったいない」と話し、船着き場など利用しやすい環境づくりを進めていく意向を示しました。
都内結ぶ「水上タクシー」第1便出航
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