去年、都内で交通事故により亡くなった人の数は、戦後で最も少なくなったことが警視庁のまとめで分かりました。「ラウンドアバウト」と呼ばれる環状交差点が事故防止のため、都内でも導入されました。これは信号機がなく、徐行して進入した車が同じ方向に進むため、対面の事故を防げるという仕組みです。導入から1年余りがたち、一定の効果がみられています。
都内で唯一導入されたラウンドアバウトは多摩市桜ケ丘の住宅街にあります。交差点に入った車は時計回りの一方通行となります。環状交差点=ラウンドアバウトはドーナツ状の交差点で、信号機がないのが特徴です。進入する車より交差点内を走る車が優先され、交差点内では同じ方向に進むため、対面での衝突事故を防ぐ効果が期待されています。
多摩市によりますと、徐行しての進入や左ウインカーを出しながら交差点を出るといったルールはすでに浸透しているといい、市・交通対策担当の串田邦夫課長は「中を走っている車が優先、という車の優先順位ができたので、そういった面で安全性も向上した。変更してから事故は今のところ起こっていない」としています。また、地元の人は「ここをスピードを出して行くのはあんまり見たことない」「どのタイミングで出ようかというのはたまにあるが、あまり不便はしていない」とも話します。
警察庁によりますとラウンドアバウトは全国で49カ所あり、去年10月末時点で死亡事故や重傷事故はなく、軽傷者が出た事故も5件にとどまっているということです。
一方、警視庁によりますと、去年1年間の都内の交通事故発生件数とけがをした人の数はそれぞれ前の年を下回り、15年連続で減少しました。亡くなった人の数は161人で前の年より11人減り、これまでで一番少なかったおととしの168人を下回って戦後では最も少なくなりました。ことしに入っては、元日に稲城市で乗用車同士が正面衝突して20代の男女が死亡する事故が起きています。
去年の事故死者は戦後最少 環状交差点では死亡事故ゼロ
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ