日本を訪れる外国人を対象にした新たな取り組みが広がっています。都内で初めて、百貨店で買った商品を出国後の空港内で受け取れる免税店があす、銀座にオープンします。
この免税店は増え続ける訪日外国人へのサービスを充実させるとともに、買い物で日本の伝統や文化を感じてもらおうと作られました。この免税店が通常の免税店と違うのは、商品を買う時から関税や酒税・たばこ税・消費税が掛からない「空港内にある免税店」と同じ形を取っている点で、都内で初めて、国内では沖縄に続いて2店目の開店となります。運営するJapan Duty Free Fa-So-LA三越伊勢丹の山本兵一社長は「日本でショッピングを楽しんでいただくことを、一つの差別化として(外国人観光客を)誘致したい」と語りました。
この免税店ではまず、パスポートと航空券を受付に提出します。そして、ショッピングホルダーという券を発行してもらい、買い物が始まります。買い物の流れは、免税店フロアで買い物をし、会計の時に「輸出確認書」という引換券を発行してもらいます。この引換券をもとに羽田空港や成田空港での出国手続き後、買い物したものを引き換えてもらうようになっています。これにより、買った商品を気にすることなく、日本観光を楽しめる利点もこの免税店の特長となっています。
免税店としては国内初めてのブランドや、日本の伝統工芸品の魅力を世界にアピールするコーナーも展開します。また、カードをテーブルに置くと、銀座や日本文化に関する映像が流れるといったデジタル技術を使ったコーナーも設置されています。このほか、予約客や常連客がくつろぐことのできるラウンジも併設されています。
政府観光局によりますと、去年、日本を訪れた外国人観光客はおよそ1974万人で過去最高となっていて、外国人観光客を取り巻く商戦は今後も活発な動きが続きそうです。
外国人を取り込め! 百貨店で買い物楽々…新型“免税店”
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