荒川区はきょう、新年度の当初予算案を発表しました。老朽化した木造住宅が密集している地域で、空き地や住宅の間の小さな土地を活用して災害時に使用できる井戸やトイレを設置するということです。
荒川区の新年度一般会計の当初予算案はおよそ970億円で、過去最高となりました。荒川区は区の面積のおよそ6割が木造住宅密集地域であることから、災害時に火災の燃え広がりを防ぐため、空き地や住宅街の中にある小さな土地を「防災スポット」として整備するとしています。
新しくできる防災スポットには、かまどになるベンチのほか、防災井戸なども設置されます。区はこれまでも100平方メートル以上の公園などに災害時に利用できるトイレや井戸を設けてきましたが、今後は木密地域の中にある30平方メートル以上の土地を防災スポットとして整備し、災害時の設備を設けることにします。会見で荒川区の西川区長は「(木密対策は)大変お金の掛かる事業。災害震災危険度5レベルを3や2に変えていくのは時間もかかる。そのための費用は惜しまないでしっかりやっていく」と述べました。
防災スポットの予算額はおよそ2億円で、初年度は4カ所の設置を目指しています。
荒川区の新年度予算案 木密地域に災害時の井戸やトイレ設置
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