構想から13年かけた東京生まれのカカオがついにデビューです。小笠原村の母島で初めて栽培に成功した「東京カカオ」のお披露目会がきょう千代田区で開かれ、関係者らが品質の高さをアピールしました。
きょう発表会が開かれた東京カカオは、チョコレートの原料となるカカオの国内生産を目指してきた埼玉県の平塚製菓と小笠原村の折田農園が栽培したものです。カカオはアフリカなど年間の平均気温が27℃以上の暖かい場所が適しているといわれ、国内の産地に選ばれたのは沖縄ではなく「東京」ブランドのある小笠原村でした。平塚製薬の平塚正幸社長は会見で「これから高付加価値のチョコレートを世に問うときに、世界に発信できるのは東京ブランドしかない」と話しました。
ノウハウがない中、5年がかりで500本が実を付けるまでになり、きょうの発表会では収穫したカカオから試験的に作られたチョコレートが振る舞われました。平塚社長は「非常にフルーティーでマイルドな味に仕上がっている。これから品種改良して世界一おいしいカカオ豆にしたい」と話しました。
来年は収穫量を2トンに増やすことを目標にし、東京カカオを使った高級チョコレートの商品も再来年の発売を目指して開発を進めるということです。
成長したカカオの木は5メートル以上の高さになりますが、小笠原では台風などの影響を防ぐ必要があるため、「東京カカオ」の栽培は大きな特製のハウス作りから始められたということです。
東京ブランドで勝負! 小笠原産「東京カカオ」お披露目
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