千代田区の日比谷公会堂が耐震工事のために来月末で休館するのを前に、最後のクラシックコンサートが開かれ、訪れた人たちからはしばしの別れを惜しむ声が聞かれました。
86年間にわたって多くの人に愛されてきた日比谷公会堂で休館前に開かれる最後のクラシックコンサートを聴こうと、きょうはおよそ1000人が訪れました。日比谷公会堂は1929年に誕生した日本で最初に建てられた公会堂で、戦前から国内外の演奏家によるコンサートが多く行われてきました。歴史とともに老朽化が進み、耐震と改修の工事を行うために来月末から休館になります。きょう訪れた人たちからは「寂しいですね。今入ってきてすぐ、懐かしいわねって話していたところ」「60年前の学生時代から来ていた。この建物の赤いれんが造りのイメージが残ればいいなと思います」「きょうは建物も楽しみだけど音楽も楽しみで来た。別れを惜しみたい」などといった声が聞かれました。また、菊本誠二館長は「戦前から昭和30年代のクラシックコンサート、特に海外音楽家のほとんどが日比谷公会堂の舞台で演奏会を行った。87年間の意匠も含めて残せるものは残す」と話しました。
休館の期間は明らかにしていませんが、れんが造りの外観は保ったままホールの改装も行う予定だということです。
日比谷公会堂 休館前最後のクラシックコンサート
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