立川市はより多くの人に市内を訪れてもらおうと、都内で初めてというユニークな取り組みを始めると発表しました。婚姻届を提出するカップルに対して、思い出の写真とともに手元に残せる「プレミアム婚姻届」の販売です。
夫婦になる瞬間を形にして残してもらおうと企画された特別なこの婚姻届は控えが手元に残るようになっているほか、写真を飾れる台紙がセットになっています。立川市に婚姻届を出すカップルを増やすことで、市のイメージアップを図るのが狙いです。立川市の清水市長はきょう「いつまでも飾っておけるしつらえ。都内初の特別な婚姻届となる」と紹介しました。
プレミアム婚姻届は地元・立川市の錦町で創業53年という福永紙工で作られています。地元で紙の印刷や加工を扱うこの企業では、多摩地域にある企業の商品パッケージなどを製造する傍ら、10年前からデザイナーと協力してオリジナルの商品を生み出しています。市が「立川ならではの技術を生かそう」と考えたのが、今回の「プレミアム婚姻届」です。厚紙への印刷や型抜き加工の技術を使ったもので、この企業がデザインから製作までを手掛けました。福永紙工の山田明良社長は「例えば、1枚の紙に両面の印刷を施して、細かい切れ目を入れて立ち上げることで不思議な紙の品物を作ることもできる。自分たちで作って発信できれば新しいビジネスモデルになっていく」とした上で「婚姻届を出す人の気持ちになって、なおかつ立川市に来てもらって、この場所が記念の場所になったらという思いで作った」と話します。
「プレミアム婚姻届」は定価1000円で、市内のホテルなどを中心に5月中旬から販売される予定です。
提出用の婚姻届をオリジナルで作っている自治体はこれまでもありましたが、手元に残るものを販売するのは都内で初めてだということです。立川市では八王子や昭島など周辺の市にある結婚式場とも連携して、この「プレミアム婚姻届」を売り出していく考えです。
都内初! 立川市が「プレミアム婚姻届」販売へ
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