都内の最高気温が10℃に届かず寒い一日となったきょう、都立高校の一般入学試験が一斉に行われました。このうち、千代田区の日比谷高校では男女合わせて462人の受験生が試験に臨みました。ことしは都立の全日制高校173校でおよそ3万2000人の募集に対しておよそ4万8000人が応募しました。応募倍率は1.51倍で、前の年より0.01ポイント上がりました。2009年以降7年連続で1.5倍を超えていて、都立高校の人気が続いています。
ことしの都立高校の入試は島しょ部を除く全ての全日制でマークシート方式が導入されました。導入の背景となったのは相次ぐ採点ミスでした。都の教育委員会によると、おととしまでの3年間で3000件を超える採点ミスが判明し、都教委はミスが原因で誤って不合格にしていた18校の22人を追加合格にしました。当時、舛添知事は会見で「教育委員会を中心に徹底的な調査をして、しかるべき措置を取れと指示している。全力を挙げて、都を挙げて、対応を教育庁中心にやっている」と述べました。都教委では調査・改善委員会を開き、マークシートの導入や採点・点検の期間をこれまでの3日間から4日間に増やすことなどを決めました。
去年の一部高校へのマークシート方式の導入を経て、今回実施された試験では、問題のうち記号を選択するものをマークシート方式にしました。採点は専用の機械で2回マークシートを読み取り、ミスを防ぎます。さらに作文などの記述式問題では職員が2人態勢でそれぞれが採点した点数を読み上げて、誤りがないかをチェックします。都教委は「マークシート方式の導入で採点ミスをなくし、受験者や保護者の信頼に応えていきたい」としています。
マークシート方式の本格的な導入は全国の公立高校で初めての取り組みです。合格発表は来月2日です。
採点ミス根絶へ 都立高入試でマークシートを本格導入
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