きょうの都内は春らしい陽気に包まれ、都心の最高気温は20℃を超えて4月下旬並みとなりました。上野公園ではオオカンザクラが咲き誇り、青空に広がる桃色の景色が春の訪れを告げていました。そんな中、若者たちがひと足早く春の新生活をスタートさせました。
大手企業の先陣を切って行われた流通大手のセブン&アイグループの入社式にはグループ17社の新入社員、合わせて1269人が出席しました。セブン&アイでは少しでも早く接客の現場に慣れてもらおうと、毎年3月半ばに入社式を行っています。式典では早速、手話を使った接客の練習などが行われました。新入社員の代表は「学生気分が抜けていない中、こういうしっかりした場に出ることで新社会人としての気持ちが新たになった」「社会人としての責任感を持ちながら気を引き締めて臨んでいきたい」などと話していました。
経済産業省によりますと2014年度の小売業の年間商品販売額は127兆円で、減少傾向にあります。流通大手のセブン&アイにとっても将来への危機感があり、新入社員にも即戦力としての活躍が期待されています。式典の中でセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長は「いま規模が大きく利益を出していても、少しでも手を抜いたり慢心すると将来も(危うく)なる可能性がある。しかし私たちが誠実にお客と向き合えばこれからもどんどん大きくなる」と訓示しました。
式を終えた新入社員たちは、きょうの青空に似合う晴れやかな表情で新たな一歩を踏み出しました。
4月下旬並みの陽気の中 早くも入社式
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