消滅可能性都市と指摘された豊島区が女性に優しい街を目指し、百貨店とコラボレーションです。池袋にある西武百貨店で、区役所で働く女性職員の声を反映したクールビズコーナーをきょうから展開します。
西武池袋本店で始まった女性向けのクールビズコーナーには、百貨店で扱う婦人服ブランドからおよそ50のアイテムが用意されています。クールビズ用のジャケットは伸縮性があり、動きやすいのが特徴です。「動きやすい」「体型をカバーしたい」といった区の女性職員のリアルな声が反映されています。
豊島区役所で行われた会見で高野区長は「女性版クールビズという発想自体、これまであまりなかった。公民一体の女性チームワークというものも初めてではないか」と話しました。
今回、区が百貨店と手を組んだ背景にあるのは「消滅可能性都市」の指摘です。豊島区は2年前に23区で唯一、子どもを産む世代が減って維持が難しくなる自治体と指摘され、「女性に優しい街づくり」に取り組んでいます。今回は区役所でおよそ20人の女性職員から服装についての悩みを聞き取り調査し、クールビズのスタイル提案に盛り込みました。新入社員には仕事でもプライベートでも着回せるガウチョパンツを提案し、30代から40代の「ゆったりしていながらきちんと見せたい」という悩みにはシャツスタイルを勧めています。
西武池袋本店の宮谷美智子さんは「業務の中での悩みが意外に多い。動きやすさ、快適さ、着心地の良さという声が多いことにあらためて気付いた」と話しています。
区と百貨店がタッグを組んで発信する女性向けのクールビズコーナーは、24日まで設置されます。
目指せ!女性に優しい街 豊島区役所発のクールビズ
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