政治資金をめぐる疑惑が次々と浮上している舛添知事の説明責任は果たされませんでした。説明するとしていたきょうの定例会見では「外部の専門家に調査を依頼する」という発言に終始しました。
きょうの会見で舛添知事が明らかにしたのは、具体的な説明ではなく「政治資金規正法に詳しい弁護士に調査をしてもらう」という方針でした。そして、詰め掛けた記者から具体的な支出に関するさまざまな質問をされても知事は具体的な説明はせず、第三者に調査を依頼すると終始しました。具体的な説明をしなかった舛添知事に対して、街の人からは厳しい声が聞かれました。また、番組では政治資金規正法に詳しい日本大学法学部の岩井奉信教授に話を聞きました。
都議会では批判のトーンを強めている政党もあるようです。2時間以上にわたった舛添知事の「釈明会見」ですが、知事は折に触れて来月1日に開会する都議会を念頭に置いて対応を図ると説明しました。
知事は「都民の代表である都議会にはきちんと答える責務がある」と強調し、自らの言葉で一連の疑惑について説明責任を果たす考えです。しかし、最大会派の自民党の反応は冷ややかです。先週の会見以降、今のところ目立った動きは表面化していませんが、きょうの会見について自民党のある都議は「この会見はひどい。都議会の代表質問や一般質問での厳しい追及は避けられないだろう」とあきれ顔でした。一方、野党の共産党は知事宛ての公開質問状を提出しました。一連の疑惑を明らかにするよう13の質問に対する回答を求め、批判のトーンを強めています。
「都議会に迷惑がかからないようにしたい」とする舛添知事ですが、都議会では「海外出張費、公用車の使い方、政治資金」の3つの問題で知事の責任を追及する声が日増しに高まっています。
説明責任果たされず 舛添知事「専門家に調査依頼」に終始
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