無数のフラッシュの中から現れたのは、誰になるのかが注目されていた知事選の“野党4党の統一候補”でした。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんがきょう、今月31日に行われる知事選に立候補することを表明しました。
出馬会見で鳥越さんは「住んでよし、働いてよし、環境によし。『3つのよし』を持つ東京都のために全力を捧げたいと心から思っている」「少子高齢化、待機児童、介護の問題――。日本の目の前に横たわっている問題に金を使って、そこで経済を活性化させる。東京都も同じことが言えるので、輝かしい、さらに可能性を発展させる東京都にしたい」と話しました。
1965年、毎日新聞に入社した鳥越さんはこれまで50年近くジャーナリストとして活動してきました。政治家としての実務経験がないため、記者から都政運営にどのような影響があるかと聞かれると「大変でしょうね。実務経験がないから一から学ばないといけない」としつつ「だけど、人間は誰でも何も経験がないままいろいろなことをやってきた。心配しないことはないが、基本的には何とかやれる」と応じました。一方、きのう、民進党東京都連から出馬要請を受けていた元経済産業省の官僚・古賀茂明さんも記者会見に登場し、鳥越さんを応援する考えを明らかにしました。
また、出馬を表明している元日弁連会長の宇都宮健児さんは記者団に対して「鳥越さんが野党統一候補に
なっても出馬の意思は変わらない」と話しました。
この会見が終わった1時間後の午後4時から、国会では民進・共産・生活・社民の4野党の幹部が集まり、鳥越さんを野党統一候補として擁立することを確認しました。民進党の枝野幹事長は「きょうの出馬会見を見て、 ぜひわれわれの側から応援させていただきたい、ぜひその意思で出馬していただきたいということをいま、確認した」と述べました。
一方、きのう出馬を表明して自民党の推薦を得たい増田寛也元総務大臣は都議会自民党の総会に訪れ、議員たちにあいさつしました。増田さんは「拍手で迎えられた。都連で推薦の決定をもらっているため短い期間で準備したが、あさってからの戦いを勝ち抜こうという話をしてきた」と話しました。また、公明党もきょう、増田元総務大臣を推薦することを正式に決めました。
既に出馬を表明している自民党の小池元防衛大臣もあさっての告示を控え、準備を進めています。
野党統一候補に鳥越さん 知事選に立候補を表明
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